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今日の○○記念日 ~4月1日から4月15日~

日めくりカレンダーや手帳をめくると、たくさんの記念日が存在していることに、お気づきでしょうか。
そんな記念日のなかから、食に関する記念日をご紹介していきます。

4月4日:
コメッ子記念日・米粉の日、あんぱんの日、フォーの日

コメッ子記念日・米粉の日

米粉米粉の消費拡大を目的に活動している「新潟米粉研究会」が申請し、2011年に日本記念日協会に認定された記念日です。米という漢字は、分解すると八十八になります。米粉は米の子ども=米の半分と解釈し、八十八の半分(四十四)で、4月4日となりました。

米粉とは、その名の通りお米を粉末にしたもの。日本人の食生活は急激に変化し、かつて主食だったお米の消費量は年々減少し続けています。そんな中、米粉はお米の消費拡大の救世主として期待されている食材です。
パン、ケーキ、麺類をはじめ、衣に使用した唐揚げや天ぷらなど、最近はお店でも色々な形で目にするようになってきました。どんな料理でも独特のもちもちとした食感が際立って、おいしいですよね。

また、ただおいしいだけではなく、子どもから大人まで、小麦粉アレルギーや、美容・健康のためにグルテンフリーを意識している人にも、安心して食べられる食材として重宝されています。

あんぱんの日

あんぱん1875年の4月4日に、木村屋総本店が明治天皇に「あんぱん」を献上したことを記念して、制定された記念日です。2001年に日本記念日協会に認定もされています。

当時、木村屋総本店店主と旧知の仲で、明治天皇の侍従を勤めていた山岡鉄舟を介して、両陛下のお花見の席でのお茶菓子として献上することになりました。
お花見用ということで、同店では日本の国花であり季節感も表現できる「桜」に着目、奈良県の吉野山から八重桜の塩漬けを取り寄せて、あんぱんに埋め込みました。
酒種のパン生地と餡の甘みに桜の塩漬けのバランスが絶妙で、両陛下のお口にあい、以来、毎年お花見の席に献上することになりました。

これをきっかけに、店頭のあんぱんにも桜の塩漬けが埋め込まれるようになり、いまや定番の「桜あんぱん」が誕生しました。

フォーの日(エースコックが制定)

フォーベトナム料理の「フォー」が日本の食文化にも根付くことを願って、2016年にエースコックが申請し日本記念日協会に認定された、今年で3回目を迎える比較的新しい記念日です。
数字の4を英語でフォーと読むことから、4の重なる4月4日が選ばれました。

フォーは平たい米粉麺で、鶏がらや牛骨からダシを取ったスープに入れて、肉や香草をトッピングして食べるのが一般的です。また、お店のテーブルには沢山の調味料が用意されていて、自分好みの味に仕上げて食べるのも醍醐味です。

ベトナム全土で食されているソウルフードは、意外にも一般家庭で作られることは少なく、基本的に外食の食べ物なのだそう。日本人がお蕎麦屋さんにそばを食べに行くように、ベトナムにはフォー専門のお店がありそこへ食べに行くようです。

4月9日:食と野菜ソムリエの日

野菜果物野菜ソムリエという言葉をご存知ですか?芸能人や料理研究家も多く取得しているので、テレビや雑誌などで1度は目にしたことがあるでしょうか。

野菜・果物の豊富な知識を持ち、その魅力や価値を社会に広めるスペシャリストのことを指します。日本ソムリエ協会(2001年設立)が認定する民間資格で、2017年時点で6万人近い野菜ソムリエが誕生しています。

この記念日は、日本野菜ソムリエ協会が、野菜や果物のある食生活を提起する日として制定しました。日本記念日協会にも認定されていて、日付は4と9で「しょく」と読む語呂合わせにちなんでいます。
同協会では毎年、この日を記念して「野菜ソムリエアワード」を開催。年間を通じて価値ある活動をした野菜ソムリエを選出するコンペティションで、全国各地で地区予選大会が行われています。

4月10日:駅弁の日、お弁当始めの日(ニチレイフーズが制定)

駅弁の日

日本鉄道構内営業中央会が1993年に制定した記念日で、日本記念日協会にも認定されています。
日付は、4月が駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンであることと、弁当の「弁」の文字が4と十の組み合わせに見え、「当」は「10(とう)」と読む語呂合わせから。

日本独自の「鉄道食文化」で、現在、全国で約2,000種類以上あるといわれている駅弁。これを食べることを鉄道旅の楽しみのひとつにしているという人も多いのではないでしょうか。

駅弁の誕生には諸説ありますが、当時の日本鉄道が大宮―宇都宮間を開通した1885年7月16日、宇都宮の旅館「白木屋」が梅干の入ったオニギリにごま塩をかけ、沢庵2切を添えて竹の皮に包み、5銭で販売したのが始まりであると長らく伝えられています。
その後、全国に鉄道網が延びて長距離列車が多くなり、駅構内・列車の車内においても食事を提供する必要性が高まったため、現在のような販売形式が定着したようです。

お弁当始めの日

お弁当4月10日には「駅弁の日」のほかにもう1つ、2017年に制定されたばかりの「お弁当」に関する記念日「お弁当始めの日」があります。

この記念日を制定したニチレイフーズが行った調査で、お弁当の食卓出現頻度や冷凍食品のお弁当カテゴリーの売上が1年で最も多いのが、新生活・新学期がスタートする4月10日前後と判明しました。
また、弁当の弁の字が数字の4に似ていること、「当(とう)」と10の語呂合わせから、この日を記念日とすることに決定し、日本記念日協会にも認定されました。

ニチレイフーズはさらに、お弁当始めの日の制定を記念して、全国の20~60代の男女3万人を対象に「47都道府県のお弁当事情に関する調査」を行いました。その中から興味深い調査結果を2つご紹介します。

1つは、一般世帯で作られる手作り弁当の対象の内訳です。お弁当というと子ども用が多いイメージですが、結果はなんと72%が大人用(自分用43%、配偶者用29%)で、子ども用(24%)の3倍でした。

もう1つは、普段のお弁当に入れるおかずの平均数(全国平均4.5品)の都道府県別比較。品数が多い“ゴージャス派”トップ3は、島根県(5.8品)、山形県(5.7品)、富山県(5.5品)で、“シンプル派”トップ3は、群馬県(3.8品)、千葉県・沖縄県(3.9品)となりました。

4月14日:オレンジデー

オレンジ

「花嫁の喜び」という花言葉を持ち、ヨーロッパでは愛のシンボルとされているオレンジを贈りあい、大切な人との絆を深める記念日です。
1994年に愛媛県内の柑橘生産農家が発案し、2009年にJA全農えひめが日本記念日協会に申請、登録されました。日付には、2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続く日という意味がこめられています。

そのまま食べるのはもちろん、ジュースにしてもおいしいオレンジ。甘くジューシーな実だけを味わって、残った皮は捨ててしまいがちですが、ワックスなど不使用のオーガニックオレンジを手に入れた際には、オレンジピールを作ってはいかがでしょうか?

白いワタの部分は苦いので、苦手な方は皮だけを棒状にカットしましょう。あとはオーブンで焦がさないように乾かすだけ。紅茶やお酒の香り付け、クッキーやケーキに刻んで入れれば、香りだけで無く食感のアクセントにもなります。

さらに一手間かけて砂糖漬けにすれば、そのまま食べてもチョコレートをコーティングしても、ちょっとお洒落な手作りおやつに大変身しますよ。

 

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