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今日の○○記念日 6月後半

日めくりカレンダーや手帳をめくると、たくさんの記念日が存在していることにお気づきでしょうか。
そんな記念日のなかから、食に関する記念日をご紹介していきます。

25日:加須市うどんの日(埼玉県)

不動ヶ岡不動尊總願寺には、加須名物の「温飩(うどん)粉」を贈られた館林城主からのお礼状が残されていて、そこには6月25日の日付が記されていることが由来だそうです。
このお礼状で、加須市のうどん食文化が元禄時代から300年以上続く伝統を有することが確認できることから、6月25日は「加須市うどんの日」と制定されました。

加須の手打うどんの特徴は、何といってもツルリとした口当たりとのど越しの良さ。「足踏み」や「寝かせ」といった作業を通常の倍以上重ねた、ツルツルシコシコの麺が楽しめます。

現在市内でうどんを提供している店舗は約40店。平成2年7月11日に結成された「加須手打うどん会」の加盟店も多く、スタンプラリーや手打ちうどん教室も行われています。
各々の店が画一された味でなく、夏・冬と季節によって麺の太さを変えたり、味にも工夫を重ね、各店独自のオリジナルティを持っているのだそう。6/25~7/1は加須うどん週間です。

29日: 佃煮の日

正保3年(1646年)6月29日は、佃煮と縁のある東京の佃島(現在の東京都中央区)に住吉神社が造営された日で、この日にちなんて6月29日が「佃煮の日」と、平成16年に日本記念日協会に登録認定されました。

佃煮は、江戸・佃島の漁師さんたちが、湾内で採れる小魚を煮込んで保存食にしたのが始まりと伝えられています。
参勤交代などを通じて全国に。

加賀藩では、霊峰白山の山麓一帯の仙境に産する「くるみ」や、犀川、浅野川に生息する「ごり」などを使い、江戸の佃煮とはまたひと味違う「くるみ煮」「ごり佃煮」をつくるなど、その土地ごとの新しい食文化として発展したようです。

30日 :夏越ごはんの日

6月の行事食でもご紹介中の、毎年6月30日に行われる神事の「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせて「夏越ごはん」と名付けた行事食が話題になっています。
2015年から夏越ごはんの普及活動が始まり、今年も多くの神社をはじめ、関東近郊の飲食店などで夏越ごはんのメニューが登場しているようです。

無病息災を願う新たな行事食「夏越ごはん」には、邪気を祓うといわれている旬な食材と雑穀ごはんが使われています。
かき揚げの具材の赤い夏野菜と緑の夏野菜。
雑穀ごはんに入っている豆。
百邪(ひゃくじゃ)を防ぐといわれている旬のしょうがを使ったおろしダレ。

こうした食材を食べることで夏を元気に過ごし、残り半年の無病息災を祈る邪気祓いします。
ご家庭でも簡単に作れる行事食なので、お好みの夏野菜を入れて6月30日に食べてみませんか?

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