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神仏×食 ~開運の相乗効果~
Vol.11 伊萬里神社(佐賀県)

川の向こうに竜宮城が!?
独特な雰囲気の神社を発見

「伊万里焼」で全国的に知られる“焼き物のまち”伊万里市で、気になる神社があったので参拝してみました。

伊萬里神社
伊万里川の向こうに、竜宮城の入口が!

こちらの神社の名は「伊萬里(いまり)神社」です。
奈良時代の政治家・橘諸兄(たちばなのもろえ)ほか、国生みの夫婦神や、海の神々をお祀りしています。

竜宮城みたいな楼門は、海の神様が由来しているのかもしれませんね。

神社の境内案内
神社の境内案内が「陶器」なのが伊万里らしい!

結びの大楠や釘を使わない社殿など
見どころがいっぱい!

竜宮城みたいな楼門をくぐると、石段の脇の急こう配に大きな楠(くすのき)があります。

断崖でも崩れることなくしっかりと根を張っている根性者の楠は、“結びの大楠”として恋愛成就や子宝などのご利益をいただけるそうですよ。

 そして本殿へ。

本殿
お参りする時に鳴らす鈴は、ブドウのように小さな鈴が集まっている!

落ち着いた雰囲気のお社は総木組建築で、なんと釘を1本も使わずに建てられているそうです!

宮大工の技術ってすごいですね~~~

パティシエ&スイーツ好きは必参!
“お菓子の神様”が君臨

そして伊萬里神社といえば、境内に“お菓子の神様”である中嶋神社があることでも有名です。

狛犬
背骨がやたら浮き出ている狛犬が守っている中嶋神社

田道間守命(たじまもりのみこと)が常世の国から不老長寿の霊菓を得て、日本に帰り着いたのがこの場所だったのだとか。

霊菓とは橘の木の実(みかんの原生種)ですが、今でいうお菓子のルーツなのだそうです。

 さらに菓子メーカー「森永製菓」の創始者・森永太一郎は伊万里出身で、神社の境内には銅像があります。
パティシエさんやスイーツ女子・男子にとっては聖地中の聖地ですね!

甘いもの好きな方は、是非お参りしてみてください♪

紹介したスポット

■伊萬里神社
佐賀県伊万里市立花町83
https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=116

伊万里といえば「伊万里牛」
だけど、あえて食堂へ行く

伊万里といえば、焼き物と並んで有名なのが「伊万里牛」です。
街中には多くの伊万里牛の店があるのですが、私がチョイスしたのはあえての食堂。

でもただの食堂ではありません。昭和8年創業の黒毛和牛販売店が営む直営店なのです!

ちなみに「食堂」と言いましたが、正式名称では「れすとらん さかき」です。
でも外観も内観も“食堂風”なので親しみが持てます。

肉屋からは牛がニョキっと首を出している

オニオンはあくまでもサブ
主役を掘り当てる!

この店の名物メニューは「黒毛和牛のオニオンのせ」です。

黒毛和牛のオニオンのせ
オニオンスライスやオニオンサラダではない

冒頭からかなりインパクトのあるビジュアル!
肉好きでもあり、たまねぎ好きでもある私はテンション上りまくりです!

 シャキシャキしたオニオンは、ピリピリすることなく瑞々しくて美味しい!
でもなかなか下の肉に辿り着かないので、じらされている気分になります(それがいいのか)。

黒毛和牛のオニオンのせ
安心してください!赤身、ありました!

オニオンの下からは黒毛和牛のタタキが登場しました。
ポン酢のような味付けでさっぱりいただくタタキは、お肉の旨みが際立ちます。

 ここで調子に乗って、黒毛和牛ステーキも頼んじゃいました。

黒毛和牛ステーキ定食
3,000円台の黒毛和牛ステーキ定食は直営店だからこそ

レア希望と伝えたけど見た目はしっかり焼き。
なおかつステーキにしてはカットが薄い。

大丈夫なのか?と一瞬不安になりましたが・・・

 一口食べたら第一印象が吹き飛びました!
焼肉店で“特上”とか“上”のお肉を食べている感じ。

中はしっかりレアで、お口の中で牛肉の甘い脂がとろけます。

さすがの直営店パワーを実感。
伊万里駅から徒歩圏内だし、とても感じのよい接客をしてくださるし、気分が上がる伊万里牛スポットでした。

紹介したスポット

■れすとらん さかき
佐賀県伊万里市伊万里町甲413
http://www.sakaki-nikuya.net/
 

 

ABOUT THE AUTHOR

柴尾真理
神社仏閣ライター。書籍「神社仏閣おちゃ巡り」シリーズの著者。各媒体でのコラム執筆、TV・ラジオの出演を通じて、“気分が上がる”寺社の魅力を発信している。分かりやすく、俗っぽい(?)ナビゲートが人気。福岡県在住。
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