Chewin' Mag.

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神仏×食 ~開運の相乗効果~
Vol.1 宮地嶽神社(福岡県)

光の道、黄金伝説
もう、パワーしかない神社

某アイドルグループのCMで全国的に注目を集めるようになった、福岡県福津市の「宮地嶽神社」。石段の参道を上りきって振り返ると、参道からまっすぐ海へと続く1本道が見られます。

福岡県福津市の「宮地嶽神社」。石段の参道
この時点で、おおよその厄が落ちてるんじゃないの?

さらに、この1本道にまっすぐ太陽が沈むという神秘的な現象が、2月20日と10月20日の年2回起こります。これが全国に知られるようになった“光の道”。

夕日に染まる参道
毎回、多くの見物客で賑わうそうです

恥ずかしながら(?)幼少時代は雑誌「ムー」の愛読者だった私は、こういうネタが大好物(笑)。世界中のピラミッドや神殿、古墳って、夏至や冬至の時に太陽の光が差し込むように設計されていたりします。宮地嶽神社の光の道が、古代の太陽信仰にもとづいてつくられたのかは謎ですが、いろいろこじつけて推測したくなりますね。

人生全て上げたい人の「奥之宮」
そこで見つけた“食”の神様

しめ縄
しめ縄の大きさからも神社のパワフルさが伝わります!

神功皇后を主祭神としてお祀りしている宮地嶽神社。開運や商売の神として厚く信仰されています。

宮地嶽神社といえば、大きなしめ縄がかかった立派な本殿ですが、そこで帰ってしまってはもったいない!私のおすすめは、本殿の裏手にある「奥之宮八社」です。

もともと宮地嶽神社は九州北部王朝があった聖地といわれていて、境内には黄金に彩られた国宝が多数出土している古墳が現存しています(これが黄金伝説の始まりです)。その古墳を囲むように8つの神社が存在するのです。

健康や恋愛、子どもの願い事成就など、様々なご利益がある神社を巡れば、人生をマルチに底上げしてもらえるんですよ~。そんな8つの神社の中には、“食”の神様もおられます。

人をつくる“食”のご利益
三宝荒神には常に感謝すべし

神社仏閣と食をテーマにしたコラムなので、やっぱりこれは紹介しておきたい「三宝荒神」。

三宝荒神の真っ赤な鳥居
真っ赤な鳥居をくぐった先に現れる真っ赤なお宮。
お宮の横には大きなかまど
お宮の横には大きなかまどが!

三宝荒神は火除けの神様であり、かまどの守り神でもあります。そこから台所や調理、食べ物に関するご利益がいただけるといわれているそうです。食を仕事にしている方の参拝が多そうですが、そもそも食とは人間の基本をつくるもの。食のプロでなくても、日々食に生かされている私たちは、必ず立ち寄って感謝をしたい場所ですね。

紹介したスポット

■宮地嶽神社
福岡県福津市宮司元町7-1
http://www.miyajidake.or.jp

神様のパワーを食べていただく!
門前町の
カフェごはん

神社に参拝した後は、参道の門前町で腹ごしらえ!宮地嶽神社といえば、神社のご神紋「三階松」の焼印が押された「松ヶ枝餅」が有名です。外側のパリッとした部分と、なめらかなあんこが絶妙な松ヶ枝餅ですが、今回紹介したいのは、同じく門前町にある「みやCafe美心」さん。心と体に優し~いカフェがあるんです!

しめ縄のある入口がお出迎え

「自然に神が宿って生まれた『神道』の心を大切に、自然に寄り添う日本の暮らしを提案しています」とは、店主の二宮由弥乎さん。なんだか期待が高まります!

神社の農園で採れた野菜で
ていねいにつくられたベジ料理

宮地嶽神社の農園で、神様にお供えするためにつくられた野菜やハーブ。こられをたっぷり使ったカフェのごはんやお茶は、素材のパワーが格段に違いそう!実際に農園で採れた野菜を見せてもらうと、すっごい生命力です。

おくらはガラケーよりも大きかった(汗)

この恵まれた食材でつくられるごはんは、動物性の食材をつかわないものが多いのだとか。私が食べた「十穀米黒豆カレーセット」も野菜たっぷりで、25種類ものスパイスを使っているそうです。

マイルドな味わいのカレー
マイルドな味わいのカレーは食べやすい

いろんな味わいが口の中で調和する感じ。「滋味あふれる」ってこんなのを言うんだろうな~。神社の門前でいただく、神様のパワーフードに力をもらえますよ。

紹介したスポット

■みやCafe美心
福岡県福津市宮司元町2-3 宮地嶽神社参道内
https://www.micocoro.org/miya-cafe

ABOUT THE AUTHOR

柴尾真理
神社仏閣ライター。書籍「神社仏閣おちゃ巡り」シリーズの著者。各媒体でのコラム執筆、TV・ラジオの出演を通じて、“気分が上がる”寺社の魅力を発信している。分かりやすく、俗っぽい(?)ナビゲートが人気。福岡県在住。
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