神社の入口と地獄の入口が
並んでいる稀有な場所
長崎県の雲仙といえば、「雲仙地獄」で知られる観光地です。
いたるところから噴気と温泉が吹き出し、硫黄臭がたちこめるこの一帯は、まさに私たちが想像する地獄そのもの。

この雲仙地獄の入口には、なんと神社の入口も並んでいます。
地獄と並び立つ神域が、今回ご紹介する「温泉神社」です。
「温泉」とかいて「うんぜん」と読む
島原半島の総本社

こちら「温泉神社」と書いて、「うんぜんじんじゃ」と読むそうです。
海底のマグマ溜りが吹き出す島原半島には、温泉神社が18箇所もあるのだとか。
大地のエネルギーに感謝して、人々が安心して共存できるように守ってくださっているのかもしれませんね。
この雲仙地獄エリアにある温泉神社は、島原半島の温泉神社の総本社なのだそうです。
お作法を守って
強運を手に入れる!
階段を上り終えたところにある本殿は落ち着いた雰囲気。

この本殿の左手から奥に進むと、「奥の院」があります。
奥の院は小さなお社で、その周りを小さな水路が囲んでいます。
この奥の院は強運祈願のパワースポットらしく、水路の水端を左周りで3回まわりながら願いを唱えると、ご利益をいただけるそうですよ!
こちらもお作法あり!
縁結びの「夫婦柿」へ
そして奥の院の手前には、縁結びのご利益で知られている「夫婦柿」があります。
確かに、2本の柿の木が寄り添っている姿が、仲の良い夫婦を連想させますね。
こちらも奥の院同様にお参りのお作法がありまして。
まず、柿の木に抱き付いて、下から上へ撫で上げながら、願いを唱えて祈願するのだとか。
これ、妙齢の私が1人で実践していたらちょっと怖いかもね(汗)。
でも、恋愛成就や夫婦円満にはご利益をいただけるそうですよ。

地獄の隣にある温泉神社は、ほっこりしていて親しみやすい場所ですよ♪
紹介したスポット
■温泉神社
長崎県雲仙市小浜町雲仙319
http://www.shimakanren.com/spots/detail/1358
地獄ストリートに
きのこがテーマのお店を発見!
雲仙地獄のメイン通りに、お洒落な和風のグルメスポットを発見しました。

中に入ると、お土産物のショップと、小さなカフェスペースがあって、自家栽培のマンゴースムージなどの喫茶メニューをイートインで味わうことがきます。

明るくてモダンな雰囲気で、雲仙観光の休憩処にピッタリですね。
島原名物のそうめんと
店自慢のきのこを味わう
まずオーダーしたのは、ご当地グルメであり、このお店の看板メニューでもある「養々麺」。
養々麺とは、島原半島の特産品である島原素麺をつかった麺メニューです。
私は養々麺の中でも「担担麺」を選びましたが、島原素麺の細い麺が旨辛いスープとしっかり絡みますね~~

担担麺の上には、このお店イチオシのきのこがたっぷり乗っていました。
透明感のあるスープと繊細な麺、そこにきのこが合わさると、担担麺ながらあっさりヘルシーにいただけます。
ショップのお土産も
きのこ尽くし!
カフェに併設されているショップは、きのこを使った鍋のスープやだし、レトルトの惣菜など、きのこ尽くしの商品ラインナップに圧倒されます。
なかにはきのこのお茶までありました!

実はこのお店、「雲仙きのこ本舗」という企業の直営店で、自家栽培をしたこだわりのきのこや、きのこの加工品などを販売しているのです。
だから、きのこ推しなんですね!
温泉神社に参拝の後には、是非きのこの優しい味に癒されてみてください♪
紹介したスポット
■雲か山か 雲仙店
長崎県雲仙市小浜町雲仙319
https://www.unzenkinoko.co.jp/company/shopinfo/unzen.php