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神仏×食 ~開運の相乗効果~
Vol.22 末吉宮(沖縄県)

新たな風が吹き込む
インパクト大の琉球八社

今回は、沖縄好きな私がおすすめするお気に入りスポット「末吉宮」をご紹介します。

琉球王朝時代、国が認めた「琉球八社」のうちの一社に数えられる、由緒ある神社です。

末吉宮
琉球石灰岩の石段が、まっすぐお社へ伸びていく!

いろんな個性ある神社仏閣を巡ってきましたが、やはり沖縄の神社は独特です。
特にこの末吉宮は、なんというか神様の“いらっしゃる感”がハンパないですね。

末吉宮の神様は、首里城の北側に位置することから、「子方(にーぬふぁ)」の神といわれています。
「事始め」を守護してくださる神様なのだそうです。
確かにこの空間には、新たな風がイッキに押し寄せるようなパワーを感じます。

まるで古代神殿!?
映画のセットのようなロケーション

末吉宮が異彩を放っている大きな理由は、建造物に特徴があり過ぎるからだと思います。

岩山の谷の部分に石造りのアーチ橋をかけて、さらに石を積み重ね、本殿・拝殿・祭場をつくってあるんですよ。

いろんな角度から、どう見たって古代神殿です。
スマホの時代に訪れる場所じゃないわ!

約550年以前の古い時代に構築されたそうです

聖域から下界を見下ろす
清々しさがたまらない

末吉宮は、高台にある末吉公園の、さらに頂上部分にあります。
だから見晴らしが最高なんです!

下界は那覇の都会の風景ですが、古い石造りの建造物をフレームにして見ると、まるで別世界をスクリーンで見ているようです。

ここでボーっとしている参拝者もいました(分かるわぁ)

実際に行ってきた私から
末吉宮の参拝アドバイス

先にもお伝えしたとおり、末吉宮は末吉公園の中にあります。
でも公園というか、ほぼ低山ハイキングに近い山道を歩くことになるので注意が必要です。

私のように女性一人、体力に自信ナシの人なら、公園の裏手にある「大名口参道」から神社にアクセスするのがおすすめ。

ゆいレール儀保駅から公園裏までぐるっと長距離を歩きますが、参道口から神社まではあっという間なんですよ。

洞窟のような下り階段があるけど、安心してGO!

公園内の山道は、神社参拝後に下りで利用すれば楽だし、ついでに森林浴もできますよ♪

紹介したスポット

■末吉宮
沖縄県那覇市首里末吉町1-8 http://jinjacho.naminouegu.jp/sueyoshi.html

誰もが憧れる
琉球の風景がここに!

末吉公園の入口(大名入口参道側ではない正規の入口)からほど近い場所に、沖縄そばの人気店「しむじょう」があります。

このお店の特徴はなんといってもその佇まい。
ザ・琉球の雰囲気がみなぎっています!
母屋や石垣などが国の登録有形文化財に指定されているそうです。

しむじょう
沖縄特有の赤屋根が青空に映える~~
しむじょう
敷地には南国の草木や花々が生い茂っています

ぐるりと緑に囲まれた店内
森林浴しながら食欲を満たす

靴を脱いでくつろぐ畳の店内は、一面のガラス戸から庭の緑が眺められます。
暑い中での散策の疲れも、この景色を眺めるだけで癒されますね。

しむじょう店内
築150年余り。昭和29年に家のみを建て直したというレトロな空間

さすが専門店の味
古民家でいただく沖縄そば

沖縄そばの専門店ということで、オーダーするのはやはりそば!
「本ソーキ沖縄そば」や「三枚肉そば」が選べますよ。

県内産の豚から取ったダシやかつお節のダシをブレンドしてつくられた透明なスープが、麺に絡んでとっても美味しい!
甘辛く炊いた豚肉もたまらないですね~~

古民家でいただく沖縄そば
個人的にソーキのコリコリした軟骨部分が好き

肉好きな私は、「てびち(豚足)の煮付け」も単品でオーダーしました。
こちらもトロットロの美味しさで、コラーゲンをたっぷり補給できましたよ。

お腹いっぱいになってお会計をした後も、お店の庭先をブラブラしてしまいました。
空間と食のクオリティが高いから、すぐに満席になるほど人気なのも納得です。

紹介したスポット

■しむじょう
沖縄県那覇市首里末吉町2-124-1
※ホームページはありません

 

ABOUT THE AUTHOR

柴尾真理
神社仏閣ライター。書籍「神社仏閣おちゃ巡り」シリーズの著者。各媒体でのコラム執筆、TV・ラジオの出演を通じて、“気分が上がる”寺社の魅力を発信している。分かりやすく、俗っぽい(?)ナビゲートが人気。福岡県在住。
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