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神仏×食 ~開運の相乗効果~
Vol.3 雲巌禅寺(うんがんぜんじ)(熊本県)

宮本武蔵ゆかりのお寺で
ちょっと気合を入れたい

夏の暑さでやる気が起きない~。
いい加減に自分に気合を入れよう!と思い立ち、有名な剣豪であり兵法家である宮本武蔵センセイゆかりのお寺に参拝しました。
熊本市街地からバスでおよそ30分。そこからひたすら上りの道路を歩いて20分ほどのところに「雲巌禅寺」はあります。車で行くことをおすすめします(汗)。

竹林の小路を抜けると、仁王様が出迎える参道に到着。本堂は緑の木々に囲まれ、側には名水が湧き出ていて、心が落ち着く空間です。境内からはのどかな山里の景色が眺められます。この雲巌禅寺は、南北朝時代に建立されたといわれる曹洞宗のお寺なのだそうです。

雲巌禅寺
木々の生命力が素晴らしい!秋の紅葉の頃にまた行きたい

本堂でお参りを済ませたら、早速、入場料200円を支払って、宮本武蔵がこもって兵法書「五輪書」を書いたという洞窟「霊巌洞(れいがんどう)」へ向かいます。

凸凹の岩山は火山!?
それはパワースポットだわ

霊巌洞へ向かう道は、本堂があった境内とは全然違う世界です。凹凸のある硬い地面は岩山のソレ。実は山を下りた後で地元の消防署の方から教えてもらったのですが、この辺りは火山帯なのだそうです。
「ああ、それはパワースポットだわ。地球のエネルギーを内包している場所だもの、そりゃあ宮本武蔵もこもるよね」と、妙に納得したのでした。

五百羅漢さんたち
五百羅漢さんたちに見降ろされながら山道を歩く

意外に快適な霊巌洞
確かに筆が進みそう

ようやく到着した霊巌洞は、岩山にぼっこり穴が開いたような場所でした!

屋根裏部屋みたいな洞窟入り口
階段を上って洞窟に入るなんて、屋根裏部屋みたい

洞窟内の中央には大きな岩がど~んと存在していて、その後ろに「岩戸観音」様がお祀りされていました。

岩戸観音
岩戸観音の信仰は、お寺よりも歴史が古いのだそうです。

洞窟といっても奥行が狭いので、外からの光が差し込んいて暗くはありません。洞窟のすぐ外は猛暑だというのに、不思議とひんやり涼しいのもいい感じ。蝉の声をBGMに五輪書の執筆もはかどったことでしょうね。
宮本武蔵ならではの武勇伝は沢山あるけれど、人生最後の大仕事をやり抜くためにこの場所を選ぶという、その感性がタダ者ではないと感じました。

紹介したスポット

■雲巌禅寺
熊本県熊本市西区松尾町平山589
https://kumamoto-guide.jp/spots/detail/109http://kaigenji.com/

イギリス人の大工さんがつくった
おしゃれな古民家でランチ

雲巌禅寺の仁王門から歩くこと1分くらい。築140年の日本家屋をリノベーションしたカフェ「ココぺリ」にたどり着きます。

ココぺリ
静かな山里に、こんなに可愛いカフェが!

中に入ると、渋い色合いの木のテーブル席があり、奥には明るい陽射しが差し込む和室もありました。なんと、子どもたちが遊べる屋根裏部屋まであるんですよ。しかもセンスがいい!

聞けば、イギリス人で大工のオーナーさんが店内を改築されたそうで、日本人の奥様とともに農業もやりながらカフェを営んでいるのだそうです。

カフェ「ココぺリ」店内
ヨーロッパや日本のアンティーク雑貨は購入できるそう

自家農園で採れた食材たっぷり
ナンも手作りだった!

選べるランチメニューの中から選んだのは、ベジタブルカレーのセットです。前菜のサラダが野菜こんもりの大盤振る舞い!カレーに添えられていたナンは自家農園で育った小麦を使って手作りされているそうです。ランチプレートの中では、「実は自分の農園で採れました」というものが沢山見つかるんですよ。

ランチプレート
カレーはココナッツのまろやかさがクセになりそう

ケーキも自家製で数種類つくってあり、お茶だけでも楽しめます。持ち帰りの焼き菓子もあって、女性にはたまらない場所ですね~。

紹介したスポット

■カフェ+アンティーク ココぺリ
熊本県熊本市西区平山町592

http://www.cafe-kokopelli.com/

ABOUT THE AUTHOR

柴尾真理
神社仏閣ライター。書籍「神社仏閣おちゃ巡り」シリーズの著者。各媒体でのコラム執筆、TV・ラジオの出演を通じて、“気分が上がる”寺社の魅力を発信している。分かりやすく、俗っぽい(?)ナビゲートが人気。福岡県在住。
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