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今日の○○記念日 ~2月1日から2月15日~

日めくりカレンダーや手帳をめくると、たくさんの記念日が存在していることに、お気づきでしょうか。 そんな記念日のなかから、食に関する記念日をご紹介していきます。

2月2日:フレンチ・クレープの日

クレープフランス生まれの調理器具ブランド「ティファール」で知られるグループセブジャパン(アンドリュー・ブバラ社長)により生まれた記念日。
2017年1月に日本記念日協会に制定されたばかりで、今年で2度目の記念日を迎えます。

フランスでは各家庭に必ず「クレープパン(クレープ専用の調理機器)」があり、ハムやチーズなどをのせた甘くない食事用クレープ(ガレット)も含め、日常的にクレープが食されています。
クリスマスから約40日後にあたり、聖母マリアがキリストを教会で清めた日に起源する祝日「ラ・シャンドルール」の2月2日には、家族や友人とともに必ずクレープを食べる風習があります。

フランスの食文化を日本に紹介することで、日本の食文化をより豊かにしたいとの想いを込め、この日が記念日に選ばれたそうです。

クレープは、甘い生クリームやアイスクリームとフルーツなどを巻いた「おやつ」という感覚が一般的ですが、それはフランス発祥ではなく、原宿発祥の日本オリジナルだったのです。

ぜひ2日はフランス生まれの「お食事クレープ」を食し、クレープの新たな魅力を発見してみませんか??

2月6日:海苔の日

日本人の食生活に欠かせないアイテム「海苔」。この記念日は、その由来が奥深いものでした。

海苔は、古代から日本人に好まれている伝統的な食品です。
海苔が初めて日本史上に記録として登場するのは701年のこと。当時の法律「大宝律令」に海苔が税金として徴収されていたという記述が残されていました。
当時29種類の海産物が租税としておさめられていたうち8種類が海藻で、海苔がその1つとして表記されている事からも、海苔は産地諸国の代表的な産物として、大変貴重な食品であったことがうかがえます。

全海苔漁連ではこの史実に基づき、「大宝律令」 が施行された大宝2年1月1日を西暦に換算すると702年2月6日となるため、1966年(昭和41年)に業界の発展祈願の気持ちを込めて2月6日を「海苔の日」と定め、毎年記念行事を行っています。

鎌倉時代には精進料理としても重宝された海藻である海苔が、現在の様な黒くて四角い形になったのは、東京湾での養殖がはじまり流通量が増えた江戸時代。江戸時代半ばには、四角い海苔を使って具とご飯を巻く「のりまき」が大流行したようです。

養殖や加工技術の進化によって江戸の人々に親しまれるようになり、今なおおにぎりや手巻き寿司、ふりかけ、佃煮にいたるまで日本人に愛され続ける「海苔」。
海苔の日には、この深い歴史も噛みしめ、おいしい海苔をたっぷり味わってくださいね。

2月8日:和ちょこの日

和ちょこ「和ちょこ」とは、近年は海外のショコラティエの間にも浸透しつつある、抹茶をはじめとする和の素材を使ったチョコレート。

京都の老舗日本茶専門店「宇治園」が、日本ならではの和と洋を融合させた食文化を世界に発信したいという想いが込められたこの記念日は、日本茶(煎茶)の生みの親である永谷宗円の誕生日(延宝9年)2月8日にちなんでいるとのこと。2017年1月に日本記念日協会に制定されました。

こちらの記念日も今年で2回目となります。そしてバレンタインデーも間近・・・手作り「和ちょこ」チャレンジしませんか?甘いものが苦手な方に、和のほろ苦さをプラスすれば、喜んでもらえるかもしれませんね!

2月9日:河豚の日、大福の日

ふぐと大福2月9日でご紹介する記念日は、いずれも日付を「2(ふ)9(く)」と読む語呂合わせから生まれています。

1つめは、河豚(ふぐ)です。
1981年に下関ふく連盟が制定しました。下関では「ふぐ」とは呼ばずに「ふく」と呼ぶのが一般的なのです。連盟では、毎年、下関市内の恵比寿神社で、豊漁と航海安全を祈願しています。

縄文時代の貝塚から他の魚介類の殻や骨とともにふぐの骨が見つかっていること、平安時代には書物の中にもふぐの名前が載っていることからも、かなり昔からふぐが食べられていたと推測され、日本人とふぐの歴史はとても古いようです。

2つめは、「大福」です。
和菓子市場の活性化をはかるべく、総合食品商社の日本アクセスが申請、2017年4月に日本記念日協会に制定されたばかりの記念日で、今年はその第1回の記念日になります。

大福とは、江戸時代初期に生まれた「鶉餅(うずらもち)」が小形化し、餡に砂糖を加えたものが始まりとされ、腹持ちがよいことから「大腹餅(だいふくもち)」の名で広まったそうです。その後、吉字を使った「大福」と呼ばれるようになったようです。

“和菓子を食べてハッピー!ふくの日!大福の日!”
このキャッチフレーズはこれから毎年、目や耳に入ってくるかもしれませんね。

2月10日:フルーツアートの日

2と10で「フ(2)ルーツアート(10)」の語呂合わせから誕生した記念日ですが、
みなさん、こんな日があることをご存知ですか?

最近ではネット上で公開されているレシピやイベントなどで、目にする機会も増えていますが、フルーツアートって??と思われる方も多いのではないでしょうか。

フルーツアートとは「フルーツを食べやすくカットする技術」に「アート」の要素を加えたもので、通常は捨ててしまう葉や皮、B級品などに想像力という魔法をかけ、ペティナイフ1本(+センスや技術は必要のようです・・)でもできる、フルーツを楽しく美味しく楽しむアートです。

見た目の美しさだけでなく、フルーツの新たな魅力が引き出され、生産者と消費者をもつなぎ、ふだんは捨てられてしまうことの多い部分も巧みに利用してフルーツの付加価値が高まる、そんな素敵な側面もありますね。

誕生日などのお祝いの時やおもてなでフルーツをお出しするときなど、ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください!!

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