Chewin' Mag.

食を知り、世の中を知る 食メディア

今日の○○記念日 11月1日~10日

日めくりカレンダーや手帳をめくると、たくさんの記念日が存在していることに、お気づきでしょうか。 そんな記念日のなかから、食に関する記念日をご紹介していきます。

11月1日:
全国すしの日、紅茶の日、ソーセージの日

全国すしの日

寿司日付は11月が新米の季節&ネタになる海の幸に脂がのって美味しい時期であることから、全国すし商環境衛生同業組合連合会によって制定された記念日。
「実りの秋・収穫の秋・米への感謝の日」として「全国すしの日」とすることが、1961年11月に決議され、これが記念日の始まりとされています。

また、この記念日が11月1日である理由については、歌舞伎の演目の一つ『義経千本桜』に登場する「鮨屋(すしや)の弥助」という人物とも関係があるようです。

「鮨屋の弥助」とは…
歴史上の人物で、平維盛をさします。平清盛の孫にあたり、平家の総大将。その平維盛が戦いに敗れて都落ちした際、鮨屋を生業にしていた旧臣・弥左衛門を頼った。そこで身を隠しながら鮨職人として働くうちに、弥左衛門の娘・お里と恋仲になり、程なくして養子に。実の名を捨て「鮨屋の弥助」に。
平維盛が鮓屋の弥助に改名した、この日が11月1日という説もあるようです。

残念ながら、例年イベントはあまり行われていないようです。
記念日の認知度アップも願って、この日は旬魚の美味しいお寿司を堪能しましょう!

紅茶の日

紅茶1791年11月1日にロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会で、船頭・大黒屋光太夫という日本人が初めて外国での正式な茶会で本格的な紅茶を飲んだ、という逸話が由来となっている記念日。
『歴史上で初めて日本人が紅茶を飲んだ日』という記録が残ってい日を“紅茶の日”と、日本紅茶協会が定めました。

その逸話とは、
船による荷運びを仕事としていた大黒屋光太夫が、三重県の港を出発してすぐに遭難。北海道よりも遥か北東のアムチトカと呼ばれるロシア領の島まで7ヶ月近く漂流して不時着しました。
そこで多くの仲間を失いながらも、極寒の島でおおよそ4年間もの月日を過ごした後、帰国を求めるためにカムチャッカ半島に渡りますが、日本は鎖国していたため許可が下らず、さらにシベリアの首都サンクトペテルブルグまで約1万キロもの距離を移動したのです。

帰国の許可を得るため遭難から約8年もの間、決して帰国をあきらめず仲間を導きシベリアを横断した奮闘ぶりを知ったエカテリーナ2世は、光太夫に許可を与えました。
皇帝への謁見から帰国までの間には、様々な招待を受け、当時のロシア文化・社会を体験。そしてこの日に、皇帝のお茶会に招かれて本格的な欧風紅茶を楽しんだということです。

この大黒屋光太夫という人物は、映画化もされた『おろしや国酔夢譚(おろしやこくすいむたん)』という小説や、『大黒屋光太夫』という小説もあり、紅茶の日だけでなく様々な歴史上の人物と交遊のあった人なのです。

紅茶は1880年代に日本に初めて輸入されたものの、定着はしませんでした。その後1952年、大阪に日本で初めての紅茶専門店「MUSICA」が開店し、東京都内には1974年に初めて紅茶専門店ができ…と、徐々に普及していきました。

こんな歴史を知って楽しむティータイム、ひと味違った紅茶になりそうですね。

ソーセージの日

ソーセージの製法に関する文献は明治時代からあったのですが、日本食肉加工協会発行の「食肉加工百年史」においても、日本国内でいつから製造が始まったのかは不明であるとされていました。
一方で、大大正6年11月1日に神奈川県で開催された「第1回神奈川県畜産共進会」という業界の品評会に、国産ソーセージ(大木市蔵氏のソーセージ)が初めて出品されたという記録が。
初めて国産ソーセージが陽の目を見た日ということで、2015年にこの日を記念日として申請し、認定されました。
11月1日の「1」をソーセージに見立てたロゴもあります。

11月3日(文化の日):みかんの日

みかん全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定した記念日。
「いいみっか(3日)ん」=「良いみかん」という語呂と、「良い蜜柑」と呼ばれていたことが由来とされています。
(みかんは昔「みっかん」と呼ばれ、蜜柑という漢字が当てられていました。)

また、みかんの日は毎年11月3日だけではなく、毎月第一日曜日と、毎年12月3日も同じ記念日として制定されました。
記念日が1日だけではなく、1年の中で頻繁に制定されている記念日は、珍しいことではないでしょうか。

みかんが旬のは11月から1月にかけてでです。みずみずしいみかんをいただきましょう!

11月5日:いいたまごの日

日鶏協が2010年に制定された記念日で、11月5日は「11.5」と記す、この「.5」を「.(たま)5(ご)」という語呂合わせから。

たまごは、完全栄養食品に近いといわれるほど栄養価が高く、安価で、簡単に調理ができ、消化・吸収にも優れているので、赤ちゃんの離乳食からお年寄りのお食事まで、年代を超えて食べられる優秀食材です。
しかしながら、世帯主が40代より若い家庭では、1人当たり鶏卵摂取量が少なくなる傾向がみられているため、たまごのある食卓を見直すきっかけも狙いのようです。

また、この11月5日の記念日が派生して、「毎月5日」が「たまごの日」になりました。

11月7日:あられ・おせんべいの日

新米の取れるこの季節に「こたつに入って、あられ・おせんべいを楽しんで欲しい」と、毎年立冬の日を「あられ・おせんべいの日」にと、1985年に全国米菓工業組合が、制定しました。

毎年大好評のイベント、米どころ新潟の米菓メーカが集結し試食販売を行う、米菓の祭典「あられ・おせんべいまつり」が、今年も新潟県で開催されます。

11月7日:ソースの日

ソースのおいしさや良さをアピールし、かけるだけでなく焼く、煮る、隠し味など、さまざまなソースの使い方を普及させることを目指し、日本ソース工業会が制定した記念日。

日本ソース工業会が任意団体として設立されたのが1947年11月7日であったことと、ウスターソースのエネルギー量が100グラムあたり117Kcal(日本食品標準成分表五訂より)であるため、この日になりました。

11月9日:アイシングクッキーの日

アイシングクッキー11と9で「アイ(11)シングク(9)ッキー」の語呂合わせから、日本サロネーゼ協会が制定しました。

アイシングクッキーとは…
焼いたクッキーの表面を、お砂糖や卵白を着色してデコレーションしたクッキー。半日〜1日かけてしっかり乾燥すれば表面がカッチリ固まり崩れにくく、持ち歩きにも便利。
ウエディングのプチギフトや、お名前入の出産内祝いなどから、母の日のプレゼントやケーキの飾りクッキーにしても華やかに。
子供たちとお菓子作りがより楽しくなる、アイシングクッキーは、体験型イベントもよく開催されています。

11月10日:断酒宣言の日

制定したのは、社団法人・全日本断酒連盟。
連盟の結成記念大会が1963年11月10日に開催されたことと、「もう、飲ベンバー(November=11月)、酒、止まる(10日)」の語呂合わせからこの日としたものだそう。
「飲酒運転根絶」や、全国各地にある断酒会では例会を開き、機関誌などで断酒の精神をアピールするなどの活動を行っているようです。

お酒も飲む機会の増える年末、まずは休肝日を宣言するのも良いかもしれません。

 

Return Top