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食品廃棄量を少しでも減らすために、まずは「自分自身が楽しめる」取り組みを!

食品廃棄量を少しでも減らすために、
まずは「自分自身が楽しめる」取り組みを!

みなさんのお宅では冷蔵庫にストックされている食材はもちろん、じゃがいもや玉ねぎなどの根菜類は腐らせず、すべて食べ切っていますか?
上記の質問で「はい!」と答えてくださった方、調理するときに出た調理くずなどはどうしていらっしゃいますか?

農林水産省の『食品廃棄物等の発生量』(H25年度の推計)によると、事業系廃棄物が806万トン。それに対して、一般家庭から排出される家庭系廃棄物は870万トンで、そのうち可食部分(食べ残し、過剰除去、直接廃棄)と考えられる量は302万トンにも上っていると報告されています。
(データ出典:H28年10月、農林水産省「食品ロスの削減とリサイクルの推進~食べものに、もったいないを、もういちど。」)
 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/pdf/0902shokurosu.pdf#search=%27%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%BB%83%E6%A3%84%E9%87%8F%27)

こうしたデータを突きつけられると、私たちが日々、キッチンから排出している廃棄量の多さに唖然とするとともに、できれば少しでも廃棄量を減らしたいと思いませんか?

削減の一歩は
日々の調理状況の把握から

そんな訳で、まずは自分自身の調理状態を確認してみました。

実際の自宅の生ごみ(野菜)

  • レタスなどの濃い緑色のガワ部分:茶色になっている部分だけを廃棄し、その他は食べる。ただし生食するには固すぎるのでスープや炒め物などに使用。
  • 大根や人参、さつまいもなどの皮:芽や根っこ部分はとりますが、基本、タワシでよく洗って皮つきのまま調理。大根の皮は、厚めにむいたものをピクルスのような漬物風にするとおいしい。
  • キャベツの芯部分:できるだけ薄くスライスして調理。
  • ブロッコリーの茎部分:先端の硬い部分は破棄しますが、食べられそうな部分は皮をむき、薄くスライスしてゆでたり炒めたりして食べます。
  • かぼちゃの皮:傷のようにボコッと出っ張った部分は取りますが、基本的にはむかず、そのままカットして調理。種は廃棄。
  • 卵の殻:廃棄。

上記のように日々の調理状況や廃棄の実態を再確認してみたら、無意識のうちに廃棄物を減らしているようで、我ながら感心、感心。

新たな取り組みは
楽しく続けられる内容で

ただし、卵の殻とかぼちゃの種に関しては、廃棄しないで済む方法が何かあるかもしれません。とはいえ、できれば楽しく前向きに取り組みたいと、その内容を考えてみました。

  • 卵の殻の再利用について:
    きれいなたまごの殻あれこれ考えていて思い出したのが、下記2点です。1つ目は、自家製カルシウムとして食べていたこと。
    若いころ、ちょっと面白がって卵の殻を粉々に砕き、さらにすり鉢ですって細かい粉状にしたものをカルシウム補給として食べていた時期がありました。実際にカルシウムが補給できたかどうかは不明ですし、カラダへの悪い影響があるといけないのでおすすめしませんが、今、こうして元気に生きているから食べても問題はないかも。自家製サプリとして試してみたい方はぜひどうぞ。2つ目は植物の栄養剤として植木鉢に乗せていたこと。
    昔、実家の植木鉢の根元には半分に割った卵の殻が伏せて置いてありました。その理由を家族に聞いたら「植物の栄養になる」と。その話を思い出しながら、本当にそうなのかしらとググってみたら、卵の殻は植物への栄養素になるという意見のほか、栄養になるにはものすごい時間がかかるという意見も。いずれにしても速攻性はないのかも知れませんが、栄養になりそうです。
    しかも、観葉植物の根元に卵の殻を置くとビジュアル的に何となくかわいらしいし、廃棄物も減るので、やってみてもいいかもしれません。上記以外に何かよい方法はないかとさらにググってみたら、エッグプラントで楽しんでいる方の画像を発見!
    それがあまりにもカワイイので、私もチャレンジしてみましたがいかがでしょうか? こんなミニプラントを窓際に置けば気分はほっこり、誰かにプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。エッグプラント
  • かぼちゃの種の再利用について:
    ナッツ専門ページ(https://food-drink.pintoru.com/nuts/about-pumpkin-seeds/)によると、漢方では生薬名「南瓜仁(ナンカンニン)」と呼ばれ、体内の寄生虫を排出する効果のある漢方薬として利用されてきたほか、医療先進国のドイツでは昔から薬のように食べてきた食材であると記載されています。その他、リノール酸やビタミンEによって肌のシミやシワを防ぐアンチエイジングの効果も期待できるとのこと!読めば読むほど、かぼちゃの種って捨てるにはもったいないほどすごい食材! 煎って皮をむくだけで食べられるので、おやつやおつまみにもなりそうです。ぜひ一度、お試しください。
    白い器にかぼちゃの種

いずれにしても、料理は毎日のこと。食品廃棄物が出るのは当たり前ですが、それらを少しでも減らすためには、「自分が楽しいと思える」方法で取り組むことが、長続きさせるための必須条件かもしれません。

一戸建てのお庭で家庭菜園をしている方や、区の農園で何らかの野菜を育てている方、あるいはベランダのプランターで野菜などを育てている方は、一度、調理くずを野菜の飼料として使ってみてはいかがでしょうか? きっと廃棄物は劇的に削減され、収穫される野菜は栄養たっぷりのイキのよいものになること間違いなし!?です。

 

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madara
3キロのお米がなかなか減らず、ベランダに来るすずめに与えているフトドキ(?)モノ。
すずめたちの賑やかなおしゃべりや、食べっぷりに見とれます。
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