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インテリアとしても、食材としても楽しめる
「再生野菜」。

みなさんは「再生野菜(リボーンベジタブル、略してリボベジ)」って、どんな野菜なのかがわかりますか?

料理をする際に、人参や大根、ほうれん草など野菜の根っこ部分は廃棄してしまうと思いますが、これらを廃棄せず水栽培し、再び野菜として栽培したものが再生野菜です。

代表的なものとしては豆苗があげられるかもしれません。以前、何度か食べましたが、パッケージに「一度食べた後に再収穫できる」と記載されていたので、説明書通りに挑戦したところ、ちゃんと収穫できて感激した記憶があります。

無意識のうちに「再生野菜」を
インテリアとして楽しんでいました

そんな豆苗のことはすっかり忘れていたのですが、何と、まったく無意識のうちに再生野菜を栽培していたのです。人参や三つ葉など葉っぱの形がかわいくて涼しげな野菜の根っこ部分を水を張ったお皿に入れ、出てきた新しい葉っぱをインテリアとして楽しんでいたワタシ。実は、それこそが「再生野菜」だったのです。

以下は、直近で育てた再生野菜です。

①は水栽培して数日後の人参。わずか数日で新しい芽が出てきました。
そして、②は3週間ほどたったもので、かなり新葉が出てきていて、もう少し大きくなったら収穫できそうです。

①水栽培して数日後の人参
①水栽培して数日後の人参
水栽培して3週間ほど
②水栽培して3週間ほど

さらにネギも試してみました。

水栽培して数日後にはすでに③のようにしっかりと芽が出て、水から出してみたら④のように根も伸びていました。

水栽培後数日ほどの状態。
③水栽培後数日ほどの状態。
根もしっかり出ています
④根もしっかり出ています

そして⑤は水栽培して1カ月ほど経った状態。
このままプランターに移して野菜のくずなどを肥料として育てたら、太くて立派なネギに育つかも!
一度、試してみる価値はありそうです。

水栽培して1カ月ほど
⑤水栽培して1カ月ほど

「育てる楽しみ」にプラスして
「インテリアとして楽しむ」お得感!

ところで、再生できる野菜ってどんなものがあるの? というわけで調べてみると、小松菜や水菜、三つ葉などの葉物野菜や、ネギなどの薬味野菜、大根や人参などの根菜類など、基本的に根っこがついているものであれば大丈夫そうです。

野菜はたいていどこの家の冷蔵庫にあるものなので、使い切ったらいろいろな種類の野菜の根っこを水栽培し、インテリアにすればお部屋の雰囲気が変わるかもしれません。そして、ある程度大きく育ったものを収穫すれば、2段構えのお得感!

もちろん再生野菜ではそれほどの量が収穫できるわけではありません。でも、再生する様子を小さなお子さんと一緒に観察すれば実験のようで楽しいし、再生葉っぱを摘み取ってお味噌汁に入れたり、サラダに散らせば「何となく自分で野菜を育てている」という満足感もあるのではないでしょうか?

単に「再生」させるだけではなく
「種から」育ててみました

再生野菜は手軽に作れて時間もかからない楽しみですが、食材の種を育て、植物として愛でる楽しみもあります。
そのひとつがアボカドや夏ミカンの種。食べたあと、種を水栽培したら、ちゃんと根も芽も出て、今では立派なインテリアになっています。

アボカド
左は2年ほど前から、右は昨年の冬から育てているもの。

上の写真の右の鉢は、昨年の冬から育てているもの。小さいわりに葉っぱが大きくて立派。もっと大きな鉢に植え替えれば、グングンと育つはずです。

左の鉢は、2年ほど前から育てているもの。細いまま伸びて困っていましたが、少し前に分枝を発見。やっと植物らしくなってきました。温かい時季に大きめの鉢に植え替えれば、数年後にはさらに大きく育って果実(要するにアボカドですね)をつけるかもと、楽しみは広がります。

夏ミカンの種30個ほどをヨーグルトの容器に入れて
実家から送ってきた夏ミカンの種30個ほどをヨーグルトの容器に入れて水をやっていたら、こんな状態に。今では、立派なインテリア。
1本ずつプランターに植えかえれば、立派な夏ミカンの木になるかも!?

日々食べる、季節ごとの果物の種を上記の夏ミカンの種のようにまずは植え、水やりをする。
そうすれば、「芽はいつ出てくるのかな~」と気になって気になって、その後、忘れたころに突然芽が出て葉をつけて…と、毎日が驚きや発見に満ちたものになりそうな気がします。

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madara
3キロのお米がなかなか減らず、ベランダに来るすずめに与えているフトドキ(?)モノ。
すずめたちの賑やかなおしゃべりや、食べっぷりに見とれます。
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