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全てのメシはツマミへ通ず

果物やチョコは当たり前!
甘い香りにお酒も進む?

甘党の人はお酒が飲めない人が多いとか、お酒が好きな人は甘いものはちょっととか、そんなことをよく言いますよね。でも最近、それが変わってきていると思いませんか? おそらくこういうのが一般的になってからのような気がします。

生ハムメロン
生ハムとメロン。桃や柿など、他の果物を合わせてもおいしいですよね。

そう、生ハムとメロン。かつてはイタリアンレストランの前菜としてメニューに載っていたこのシンプルな料理、今やおもてなしや特別な日の料理として、家庭でもすっかりおなじみ。合わせるのはもちろんシャンパーニュをはじめとした、いわゆる「泡モノ」。果物単体だと、いちごとシャンパーニュなんていうのもよくある組み合わせ。そう、映画「プリティ・ウーマン」で出てきたあれです。

そして果物以外ならこちらもポピュラー。

チョコレートとお酒のグラス
チョコレートはシンプルなものからトリュフまで、ハードリカーによく合います。

チョコレート。シングルモルトが揃っているような、ちょっといいバーに行くとおつまみに出てきたりしますね。カカオの分量の違うものを出してくれたり、トリュフだったり。ストレートでじっくり香りを楽しみながらつまむのに最適。

でも、こういう系統の甘いものを合わせるのはあんまり聞かない気がします。

ホールのショートケーキ
クリスマスや誕生日の定番、いちごのショートケーキ。ホールがやっぱり美しい。

家族の記念日やクリスマスに必ずといっていいほど登場する、いちごのショートケーキ。

誕生日といえば、これにキャンドルを立てて吹き消すのは当たり前と言って良い光景。でも思うのです。ホールのショートケーキ、毎回余って2~3日かけて食べるなあ、と。これをなにかお酒と合わせるなら何を思いつくでしょうか。泡モノもありですけれど「一粒で二度おいしい」組み合わせがあるのです。

ヒューガルデンホワイト。ボトル
ヒューガルデンホワイト。柑橘系の香りが爽やかなベルギービールです。

意外かもしれませんがビールです。合わせてほしいのは、ヒューガルデンホワイト。オレンジやコリアンダーシードの香りが豊かなベルギービールですが、これがびっくりするくらい合うのです。

ビールを口に含んだときのほろ苦さと香りを楽しんだら、その後にショートケーキをひと口食べ、またビールをひと口。すると、生クリームのとろけるような舌触りをさらりとビールが洗い流した後、ミルクの香りと、スポンジに使われているバターやリキュールの香り、そして、間に挟んであるいちごのクリームの香りがふわっと鼻腔をくすぐります。生クリームを使ったケーキってこんなに甘美な食べ物だったかしら?ときっと思うはずです。

ちなみに、使うフルーツはいちごでなくてもok。例えば他のベリー類やレモンなどの柑橘類でも。生クリームがビールとの間を取り持ってくれます。素晴らしき生クリームの包容力。

今度家族の記念日に、ショートケーキが残ってしまったら、ヒューガルデンホワイトのことを思い出してください。残っていたケーキ、たぶんすぐになくなりますよ。

 

 

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