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実は秋からが旬。ミニトマトを使ったドライトマト作り

普段よく食卓にのぼる野菜でも、今ひとつ旬の時期がイメージできない野菜、ありますよね。1年中スーパーに並んでいるサラダに使うような野菜は、いつからいつまでが本来の旬なのか今ひとつわかりにくいものが多いのも事実です。

ミニトマトそんな中で、夏が旬のイメージが強いミニトマト。実は秋から春までが旬だということ、ご存知でしたか? 実際、家で栽培するような、いわゆる「露地栽培」だと夏なのですが、最近流行りの糖度の高いタイプは、水分量を管理しながらビニールハウスで栽培することがほとんどのため、気温の高い夏場は栽培できず、涼しくなってからが旬なんです。

さて、今回はその秋のミニトマトを使った保存食を。保存食と言うには保存期間がちょっと短めですが、ドライトマトの作り方をご紹介したいと思います。

ミニトマト
高知の清流トマト。糖度は8度以上のフルーツタイプです。

用意するのは、たくさんのミニトマトとオリーブオイル。あとはクッキングシートと密閉容器。密閉容器や瓶は煮沸消毒しておきましょう。今回は高知の清流トマトをチョイスしました。

まず、トマトを洗って水気を取り、へたを取り除いたら半分にカットします。ここから先は保存期間や用途で工程を分けましょう。完全に乾燥させるドライにしたければ種を取り除き、セミドライで食べたければ種はつけたまま乾燥させます。

セミドライのトマト
セミドライのトマトは種つきなので酸味も感じられる味わい。

天日で乾燥させたいところですが、種つきのセミドライはなかなか天日では水分が飛ばないので、オーブンを利用します。天板にクッキングシートを敷いてカットしたミニトマトを並べ、100度で1時間半~2時間乾燥させたらでき上がりです。ドライの場合は乾燥時間を少し短く。天日であれば、2日ほど干せば良いと思います。

普通のミニトマトでも十分美味しいのですが、糖度の高いものは凝縮感が強く、味わいも濃いのでオススメ。糖度が10度を超えてくると水分が抜けるのに時間がかかるので、乾燥時間は長めにしたほうが良いと思います。

ミニトマト、アイコを漬けた写真
これは高糖度のミニトマト、アイコを漬けたもの。1時間半乾燥。かなりウェットな感じ。

さて、肝心の保存方法。密閉容器にドライトマトを入れたら、かぶるくらいのオリーブオイルを注ぎます。オイルからトマトが出ているとそこから傷んでしまうのでご注意を。容器の蓋をしたら冷蔵庫で保管します。オイルにつける時に、香り付けにハーブを漬け込んでもいいですね。枝付きのタイムやバジルが良いと思います。オイル漬けにすると見た目もきれいなので、ちょっとした手土産にも便利です。

保存期間はドライなら1カ月、セミドライなら2週間位。そのままおつまみにしてもいいし、パスタの具材にしたり、フォカッチャやパンに焼きこんだり、アクアパッツァを作ったり。結構いろいろ使えるので多めに仕込んでおくのが吉です。乾燥に時間もかかりますからたっぷりと。オーブン任せでできてしまうので、空いた時間にまとめて仕込むと便利ですよ。品種を変えたりしていろいろと楽しんでみてくださいね。

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