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イースターは第2のハロウィンになるか? 2019年は4月21日!

テーマパークのイベントがきっかけになって盛り上がりを見せているイースター。今年はイースターをテーマにしたお菓子やスイーツブッフェもお目見えし、徐々に春のイベントとして定着を図っている模様です。その経済効果やいかに。イースターはハロウィンに続くイベントとなるのでしょうか?

そもそもイースターっていつ?

日本人にはあまり馴染みのないイベントでもある、キリスト教の復活祭「イースター」。春分の日のあとの満月から最初の日曜日がその日にあたり、今年は4月21日(日)がその日にあたります。

火付け役となったのは
東京ディズニーリゾート

ディズニー・イースター
東京ディズニーリゾートでは4月4日~6月2日の期間、
スペシャルイベントとして「ディズニー・イースター」を開催。

日本でイースターイベントの火付け役となったのは、東京ディズニーリゾート。2014年から春のスペシャルイベントとして「ディズニー・イースター」を行っています。ここ数年では、ハウステンボスやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどもイースターイベントを開催。テーマパークでは春のイベントとしてすっかり定着してきているようです。

ホテルや飲食店では
お菓子の販売やブッフェを展開

さて、テーマパーク以外の場所で、イースターはどのように広まっているのでしょうか。様々な季節の行事に絡めてイベントを行っているホテルや飲食店はどのように動いているのか調べてみると、テイクアウトのお菓子などで徐々に浸透を図っているのがわかります。

ヒルトン東京ではテイクアウトの
かわいいチョコレートを販売

ヒルトン東京のテイクアウトチョコレート
ヒルトン東京のテイクアウトチョコレート。動物のモチーフが可愛らしい。

たとえば、スイーツブッフェ発祥のホテルともいわれているヒルトン東京では、可愛らしい動物をモチーフにした、テイクアウトのイースターチョコレートがお目見え。卵から顔をのぞかせるヒヨコや、干支にちなんだイースター・ピッグなどが販売されています。次なる一手の布石なのかもしれません。

結婚式場では期間限定のブッフェを開催

結婚式場では期間限定のブッフェ

青山セントグレース大聖堂などの5か所の結婚式場では、イースターのエッグハントをテーマにしたデザートブッフェを開催。スイーツの中に隠れている卵のモチーフを探しながら、ブッフェを楽しむことができます。いちごブッフェの第2段として行われるこのイベントも、定着を狙ったものと言えるかもしれません。

ロッテと増田セバスチャンがコラボ。
イースターパッケージのお菓子を発売

ロッテがコアラのマーチ

さて、街中で売られているお菓子に目を移してみましょう。輸入食料品店などでは以前から見かけているかもしれないイースターのお菓子ですが、スーパーで売られているものはどうでしょう。

今年はロッテがコアラのマーチを始めとしたシェアパックやパーティーパックの商品3種類で、イースターパッケージのものを販売。きゃりーぱみゅぱみゅさんの美術デザインなどを手がける増田セバスチャンさんとのコラボレーションし、「Enjoy イースター KAWAII」をテーマにしたパッケージでイースターを盛り上げます。

撮影してシェア
フォトプロップスとしてこんな感じで写真を撮影してシェア!

ちなみに個包装のパッケージはフォトプロップス(写真を撮るための小道具)。SNS映えする写真を手軽に撮れる仕組みになっています。

イースターの経済効果は?

イースターエッグクッキー
写真はキャピタル東急ホテルで販売のイースターエッグクッキー。

気になるのはイースターの経済効果。イースターと同様に日本では馴染みのなかったハロウィンも今では定着し、2018年の経済効果は1,240億円。バレンタインと並ぶ市場規模の大きいものに成長しました。

市場調査会社の富士経済によると、イースターの市場規模(予測)は約8億円。バレンタインやハロウィンには遠く及ばないものの、市場の成長率は2012年からの4年間で373.9%と非常に高いことは、特筆すべき点と言えるでしょう。

特に注目すべき点は、春の大きなイベントとなる、ひな祭りとGWの間を埋めるイベントであることともいえます。そのため、流通小売業でも取り組みを強化するところが増えているのが特長です。

2017年にはイオンもイースター商戦に参戦するなど注目が高まっています。イースターは二匹目のドジョウならぬ、卵となるのでしょうか。今後の動向が気になるところです。

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