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季節に合わせたお米は
お米マイスターがセレクト!
「おにぎり鈴丸」の朝ごはん

おにぎり鈴丸
東武東上線の中板橋駅近くで朝早くから開店しているおにぎり屋さんを発見しました。その名は「おにぎり鈴丸」。地元のおじいちゃん・おばあちゃん、出勤途中の会社員などなど、たくさんの人の空腹を満たす絶品おにぎりの専門店です。

創作おにぎりを含めて
約20種類をラインナップ

おにぎり鈴丸「おにぎり鈴丸」は、店主の渡部亜紀さんとマネージャーの鈴木咲希子さんが二人で営むお店です。じつはこのお二人、以前は、都営三田線の志村坂上界隈でダイニングバーを営んでいた経歴の持ち主。おにぎり鈴丸 店主「私がおにぎり屋さんをやりたくて、ほかのおにぎり屋さんで修行してから2018年の7月に鈴丸を開店しました」(渡部さん)。

おにぎりはすべて自家製。お米は、埼玉県富士見市の「お米の田米衛」さんから仕入れています。
「田米衛のご主人は、お米マイスターであり米食味鑑定士なんです。季節ごとに、いちばん美味しくておにぎりに合うお米を選んでもらっています」(渡部さん)。
「ふくまる」の新米取材日のお米は、茨城産の「ふくまる」の新米! 粒が大きくて粘りがあり、冷めても食味がよいのでおにぎりにぴったりの品種だそうです。

さて、どんなおにぎりがあるのかというと、「本日の塩むすび(110円・税込)」から「沖縄ポーク(250円・税抜)」まで、お手頃価格のおにぎりが常時20種類ほど並びます。

ちなみに塩むすびに「本日の」と付くのは、日によっていろいろな塩を使っているから。なんと30種類ほどの塩をストックしているそうで、「食べ比べをするのも楽しいですよ」と、渡部さんは笑顔を見せます。
鈴丸でしか食べられない創作メニュースタンダードなおにぎりのほか、鈴丸でしか食べられない創作メニューもたくさんあり、レシピの考案は、ダイニングバー時代に料理を担当していた鈴木さん。毎日、7~8升(!)ものごはんを握るのは渡部さんです。

「お客さんが鈴なりに来ておにぎりを食べ、みんな、まん丸の笑顔になりますように」。鈴丸の屋号には、そんな想いが込められています。

お母さんが握ったような
“みっちり系”おにぎり

鈴丸は、朝7時に開店鈴丸は、朝7時に開店します。
お客さんが多いのはやはり朝で、ラジオ体操帰りのおじいちゃん・おばあちゃん、犬の散歩やウォーキング途中の方、配送業のドライバーさんなど、いろいろな人が鈴丸に立ち寄ります。なかには出勤途中に買い求め、駅までの道を歩きながらおにぎりを頬張る会社員の方もいるそうです。

私が悩んだ末に選んだのは次の3つ。

  • さつまいも(200円・税込)
  • 玉子焼き塩こんぶマヨ(200円・税込)
  • 秋鮭フライ(220円・税込)

玉子焼き塩こんぶマヨ自宅でお皿に並べてみるとこんな感じ。食べてみると、いわゆる “ふんわり系” の握りではなく、お母さんが握ったような“みっちり系”で食べ応え十分。とはいえ、お米の粒をつぶすことなく、絶妙な力加減で握っていることがわかります。

秋らしさ満点の「さつまいも」には、カットしたさつまいもがゴロゴロ。自然な甘さが食欲をそそり、また、お米のうま味もダイレクトに感じられます。

「玉子焼き塩こんぶマヨ」は、自家製のふんわり玉子焼きにマヨネーズで和えた塩こんぶを合わせた一品。玉子焼きに塩昆布の塩味とマヨネーズのコクがベストマッチです。

おにぎりから元気にはみ出したフライが目を引く「秋鮭フライ」も、おかずいらずのおにぎり。隠し味のソースが効いていて、最後まで飽きずに食べられます。
サーターアンダギーそして、おにぎりと肩を並べるほどの人気メニューが、沖縄の揚げ菓子サーターアンダギー。
現在、鈴木さんのご実家がある沖縄は、鈴木さんと渡部さんにとって心の距離がとても近い場所。そこで、自家製のサーターアンダギーをつくってみたところ、たちまち人気商品になりました。
サーターアンダギー食べてみると油っこさがなく、大きめサイズなのにペロリと食べられます。聞いてみると、その秘密はバターのよう。
「サーターアンダギーは水を一切入れず、沖縄では油を入れて生地をこねるのですが、うちはバターでこねています。一日50個くらい売れるんですよ。」(鈴木さん)。

まんまるパーティセットまた、鈴丸ではおにぎりの予約も受け付けていて、なかでも人気なのがゴルフボールくらいのおにぎりを20個詰め合わせた「まんまるパーティセット(1500円・税込)」。小ぶりなので小さな子どもでも食べやすく、運動会やホームパーティなどで注文する方が多いそうです。お品書きおにぎりは月ごとにお品書きが変わり、毎月、数種類の新商品が登場します。なお、11月のお品書きはこちら。

毎日、売り切れ次第閉店で、閉店時間の19時を待たず17時頃には店じまいする日が多いそうなので、気になる方は早めの来店をおすすめします!

おにぎり鈴丸

住所:東京都板橋区中板橋25-9 misono 1F
電話:03-6905-5330
営業時間:7:00~19:00
※売り切れ次第閉店
定休日:火曜
https://www.facebook.com/onigiri.suzumaru/

 

ABOUT THE AUTHOR

酒井牧子
新潟県生まれ。ライター、編集者。求人広告の制作会社、編集プロダクションなどを経て2003年よりフリー。
会員誌、会社案内、学校案内、通販カタログ、企業Webサイトなどの制作に携わる。
趣味は散歩。大通りから商店街、路地裏まで歩き、小さな発見を心の栄養にしています。
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