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食べると力がわいてくる!?
素材と手作りにこだわる
「おにぎり屋シチロカ」

新米が出回り始めて、ますますご飯が美味しい季節になりました。

今回は、そんな新米を存分に味わえるおにぎりの朝ごはんをご紹介します。お米選びはもちろん、鮭などの具材を築地から仕入れているこだわりのおにぎり専門店を訪ねました。

冷めても美味しいお米を
毎日お店で羽釜炊き

シチロカ外観シチロカ看板人形町駅から歩いて2分ほど。出迎えてくれたのは、店主の廣田顕さんです。

扉を開けると、こぢんまりとした店内の正面奥にケースがあり、10種類ほどのおにぎりが並んでいます。テイクアウトはもちろん、店内には数席のカウンタースツールが用意されていてイートインも可能です。

シチロカ店内お客さんの多くはサラリーマンやOLさん。朝ごはんとしてだけでなく、お昼ごはん用に買い求める人も多いそうです。

また、お店の近くに学習塾があることから、子どもたちのいわゆる“塾弁”としても親しまれています。ちなみに子どもたちに人気のおにぎりは鶏そぼろだそうです。羽釜「お店を始める前に、いろいろな品種のお米を食べ比べたり、おにぎり専門店を食べ歩いたりして研究しました」と廣田さん。

その結果、廣田さんが選んだお米は、秋田県大潟村産のあきたこまち。「毎日、微妙な火加減を調整しながら羽釜で炊いています。あきたこまちは、炊き立てはもちろんですが、冷めても美味しいお米ですよ」と廣田さん。

食べ応えがあり満足感の高い
「シチロカセット」

メニューさて、いよいよ朝ごはんのオーダーです。定番のおにぎりは、塩むすびの150円をはじめ各種あり、お得なセットメニューもいろいろ揃っています。
朝ごはんセットお願いしたのは、店名が付いた「シチロカセット(690円)」。おにぎり2個と日替わりの惣菜2種、お味噌汁がセットになっています。

おにぎりの1つは、「本日のおにぎり」で、この日は人気の「煮あなご」。あと一つは好きなものを選べるということで「ぜいたく鮭」にしました。
シチロカセットまずは、煮あなごのおにぎりから。お米一粒一粒の存在感が際立ち、噛むほどに自然な甘みが広がります。口の中ではらりとほどける握り方も絶妙!

あなごは、築地で仕入れたものを甘辛のタレでふっくらと煮たものです。タレが甘すぎず、あなご本来の旨みがしっかり感じられます。
「ぜいたく鮭」次は、お店で一番人気という「ぜいたく鮭」です。こちらも築地で仕入れたもの。自家製の塩麹に漬け込んでからオーブンでふんわりと焼き上げ、手作業でていねいにほぐしています。塩麹に漬け込むことで得られる、やわらかな食感と奥深い味わいが楽しめます。

おにぎりは、ボリュームがあって食べ応え十分。690円(税込)ということで、かなりお得感のあるセットだと思います。

いぶりがっこチーズちなみに、女性客に特に人気が高いという「いぶりがっこチーズ」もいただきました。秋田県の漬物であるいぶりがっことクリームチーズの組合せは、居酒屋のおつまみでも見かける一品。

ごはんとのマッチングは初めてでしたが、意外にも相性が良くて驚きました。もしかしたら、いぶりがっこチーズとごはんの仲を取り持っているのは、海苔なのかもしれません。いぶりがっこのスモーキーな風味があとを引く、クセになりそうな味わいです。
のれんおにぎりを食べ終えると、自然に「今日もがんばろう」と力がわいてきました。

そういえば「シチロカ」という店名、由来が気になりませんか? シ・チ・ロ・カの一文字ずつを集めると浮かんでくるのは、そう、「活力」という言葉です。この店名には、「毎日がんばるみんなの活力になりたい」、そんな想いが込められているのです。

おにぎり屋シチロカ

住所:東京都中央区日本橋人形町3-5-6 榎本ビル1F
電話:070-6983-7602
営業時間:月~金7:30~21:00(14:00~17:00close/LO20:30)、土9:00~14:00
定休日:日曜、祝日
https://www.shichiroca.net/

ABOUT THE AUTHOR

酒井牧子
新潟県生まれ。ライター、編集者。求人広告の制作会社、編集プロダクションなどを経て2003年よりフリー。
会員誌、会社案内、学校案内、通販カタログ、企業Webサイトなどの制作に携わる。
趣味は散歩。大通りから商店街、路地裏まで歩き、小さな発見を心の栄養にしています。
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