神宮前のお洒落なシェアオフィスの1階にある「TOAST LUCK(トーストラック)」は、韓国トーストの専門店。ソウルと釜山で28店舗を展開しているチェーン店で、取材におじゃましたのは2018年3月にオープンしたばかりの日本初上陸1号店です。
食パンも具材も鉄板で焼くのが
韓国トースト流
日本でトーストといえば、オーブントースターで焼いてバターやジャムを塗って食べるもの。でも、韓国トーストはまったくの別ものです。特徴は、なんといっても鉄板で焼くこと。本場韓国では、屋台を中心に販売されていて、地元の人だけでなく観光客にも人気のメニューです。
TOAST LUCKでは、ベーコン+目玉焼き+キャベツの「オリジナルトースト」を筆頭とした食事系メニュー11種類に加えて、「フレンチトースト&バニラアイスクリーム」など2種のデザート系メニューが揃っています。
「半分以上は韓国と同じメニューですが、日本に出店するにあたって、エビアボカドトーストなど、新たにメニューを開発しました」と話すのは、マネージャーの文 度雁(ムン・ドアン)さん。
本場の作り方や味を大切にしているTOAST LUCKですが、日本独自のメニューも楽しめるというわけです。
どれにしようか迷った末にオーダーしたのは、10時の開店から13時まで食べられる「ブランチセット(648円・税抜)」。定番メニューのベーコン&チェダーチーズトーストに目玉焼きのトッピング、コーヒーが付いたお得なセットです。
文さんに作り方を見せてもらいました。熱した鉄板にマーガリンを塗ったら、スライスした食パンや具材を手際よく焼いていきます。
「韓国トーストの味の特徴は、ソースにあるんですよ」と、文さんが食パンにかけたのは特製のフルーツソースです。さて、どんなお味なのでしょうか?
2人でシェアすれば
味わいも楽しみも2倍
焼き立てをオープンエアのテラス席でさっそくいただきます。見た目はホットサンドのようで、鉄板ならではの香ばしい焼き加減が食欲をそそります。
頬張ってみると、ベーコンの塩気とフルーツソースのほのかな甘さが相性抜群! 朝食にもぴったりの味わいです。
もっとボリュームのあるトーストが食べたいという方におすすめなのが、「チーズコーントースト」。営業中は時間を問わずオーダーできて、チーズがとろりと流れる見た目は、SNS映えも必至です。
トーストは、どのメニューも半分にカットされているので、「お客さま二人で違うトーストをオーダーして、半分ずつ食べる方が多いんですよ」(文さん)。
一方、ドリンクのなかで人気なのが、いまの季節にぴったりのデトックスソーダ。
「フルーツのフレーバーをしっかり感じられるように、つくってから3分ほど置いてからお客さまにお出ししています」(文さん)というこだわりよう。見た目が爽やかですし、ヘルシーなので健康志向が高い方にもおすすめです。
その味とスタイリッシュな見た目から人気に火が付きそうなTOAST LUCK。「これからさらに新しいメニューが登場する予定です」(文さん)とのことで、韓国ならではのトーストからますます目が離せません。
「TOAST LUCK(トーストラック)」
住所:渋谷区神宮前3-27-15
電話番号:03-6812-9499
営業時間:10:00~20:00
https://www.toast-luck.com/