Chewin' Mag.

食を知り、世の中を知る 食メディア

都市と地方、
つくる人と食べる人をつなぐ
「YEBISUマルシェ」【前編】

毎週日曜日に開催されている「YEBISUマルシェ」をご存知ですか。会場となるのは、街のランドマーク的な存在である恵比寿ガーデンプレイス。行ってみると、お洒落なマルシェは、たくさんの人で賑わっていました。

手づくり感があたたかく
異国の市場のような雰囲気

恵比寿マルシェ恵比寿ガーデンプレイスの正面入口から歩いて行くと、連なる赤いテントが見えてきて、すぐに会場の場所がわかります。背後に建つのは、シャトーレストランジョエルロブション。その手前にあるシャトー広場が「YEBISUマルシェ」の会場です。上から見てみるとこんな感じ。
恵比寿マルシェマルシェは、フランス語で「市場」「マーケット」という意味ですが、なかには愛犬連れで買い物を楽しんでいる人もいて、異国の市場のような雰囲気が漂っています。
マルシェ看板会場の正面には、当日の出店者と位置が一目で分かるチョークボードがあります。手書きで取扱い商品についてのコメントもあり、手づくり感とあたたかみがいいですね。出店者数は時期や日によって前後して25~40といったところ。この日は約30の出店があり、皆さん自慢の農産物や加工品を持ち寄っていました。

コンセプトは
“Organic & Natural”

市場の様子「YEBISUマルシェ」が定期的に開催されるようになったのは2011年から。“Organic & Natural” をコンセプトに、体と環境にやさしい食品にこだわるマルシェを目指していて、出店者のメインは、有機JAS・特別栽培・エコファーマーの生産者や製造者です。
近年では、一歩踏み込んで第三者機関に食品表示のチェックを依頼。取扱い商品に誤解を招くような表示がないかなどをチェックしてさらに品質を高め、消費者の信頼につなげています。

つくる人と食べる人の
コミュニケーションも魅力

恵比寿マルシェ恵比寿マルシェマルシェ全体をひとまわりしてみると、気になるものがたくさん! 生食できるトウモロコシ、たわわに実った大粒のぶどう、香ばしく焼き上がったパン、非加熱で仕上げた国産蜂蜜、ノンシュガー・ノンフライのドライフルーツなどなど。なかには、農薬不使用の食用薔薇を使ったハーブティやジャムといっためずらしいものもありました。

「YEBISUマルシェ」は、つくる人と食べる人が直接会話できることも魅力の一つということで、実際にお店に立つ生産者の方にお話を聞いてみました。
もりとう農園の森藤さんおじゃましたのは、福島県須賀川市からやってきた「もりとう農園」。笑顔で迎えてくれた森藤さんは、公務員から農家へ転身した経歴の持ち主です。

微生物農法で育てたこだわりのお米をはじめ、多品目の野菜や果物がずらり。いつも買いに来てくれる常連さんも多く、「食べた感想を直接もらえるのはやっぱり嬉しいですね」と森藤さん。また、現状の一般的なシステムでは、農家は農産物の値段を自由に決めることはできませんが、「YEBISUマルシェ」では「自分で値段をつけるおもしろみがあります」と話していました。

まだまだご紹介したいことが盛りだくさんの「YEBISUマルシェ」。この続きは<後編>で!

YEBISUマルシェ

 開催日時:毎週日曜日11:00~17:00予定(12月に限り~18時)
住所:東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス「シャトー広場」
 https://www.nkbmarche.jp/yebisu-marche-毎週日/

ABOUT THE AUTHOR

酒井牧子
新潟県生まれ。ライター、編集者。求人広告の制作会社、編集プロダクションなどを経て2003年よりフリー。
会員誌、会社案内、学校案内、通販カタログ、企業Webサイトなどの制作に携わる。
趣味は散歩。大通りから商店街、路地裏まで歩き、小さな発見を心の栄養にしています。
Return Top