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日曜の朝は恵比寿から始めよう。
これから秋の味覚も増えてくる
「YEBISUマルシェ」【後編】

恵比寿ガーデンプレイスのシャトー広場で開催されている「YEBISUマルシェ」。【前編】に続き、生産者の方の声をまじえながらレポートをお届けします。

江戸時代から300年続く
茶農家「佐京園」も出店

9月10日に足を運んだ「YEBISUマルシェ」には、約30のお店がずらりと並んでいました。“Organic & Natural”がコンセプトとあって、体と環境にやさしい食品のほか、手塗りのお箸やカラフルなマルシェバッグといった食まわりの雑貨もあります。
マルシェ看板おさらいしておくと、会場の正面には手書きのチョークボードがお昼頃までに用意されるので、当日の出店者と位置を確認してからまわるのがおすすめです。

佐京園12代目のご主人である佐京さんと奥さま【前編】では、福島の「もりとう農園」でお話を聞きましたが、次は、江戸時代から300年続く静岡県島田市の茶農家「佐京園」へ。出迎えてくれたのは、12代目のご主人である佐京さんと奥さまです。ふだん13代目である息子さんも一緒にお茶を栽培していて、お店番をすることもあるとか。お茶を飲む人と直接コミュニケーションをとることで気付くことも多く、「栽培しているだけではわからないことがあるなと感じます」と佐京さん。
スタイリッシュなパッケージ商品は、スタイリッシュなパッケージで統一されていますが、これは、昨年リニューアルしたばかりのもの。なんと、デザインのプロであるお客さんがお茶の味に惚れ込み、「パッケージのデザインやらせて」と自ら志願して仕上げました。こういった出会いがあるのも、つくる人と食べる人が直接会話できる「YEBISUマルシェ」ならではかもしれません。

ガーデンプレイス内での
連携を強めて“つなぐ場”に

マルシェ看板ところで正面入口のチョークボード横の可愛らしい看板、気になっている人もいるのではないでしょうか。これは、「YEBISUガーデンシネマ」にて公開中の映画『ハイジ アルプスの物語』のもの。取材の日には、スイス政府観光局のブースも出店していて、スイスのアイスティーなどが販売されていました。
「映画との連携は「YEBISUマルシェ」ならではだと思います」と話すのは、NKBマルシェ事務局の山田さん。今後は、ガーデンプレイス内や近隣のレストランなどとの連携をさらに強めていきたいと意欲的です。たとえばシェフと連携して、出店者が栽培した野菜や果物、加工品をレストランで使用し、さらなる認知と消費の拡大を目指すことを考えているそうです。
「単に商品を販売するだけではなくて、人と人、人と物をつなげる場所でありたいですね」と山田さんは笑顔を見せました。
マルシェ商品マルシェ商品これから本格的な秋に向けて、焼き菓子やパン、紅茶、珈琲、新米、きのこ、旬の果実などが増えていきます。
「YEBISUマルシェ」は、毎週日曜の定期開催で、台風などの荒天以外は、雨天でもオープンします。毎週、水曜には公式サイトに出店者情報がアップされるのでチェックしてみましょう。お近くの方はもちろん、恵比寿界隈に遊びに行ったときにはぜひ足を運んでみてください。

YEBISUマルシェ

 開催日時:毎週日曜日11:00~17:00予定(12月に限り~18時)
住所:東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス「シャトー広場」
 https://www.nkbmarche.jp/yebisu-marche-毎週日/

ABOUT THE AUTHOR

酒井牧子
新潟県生まれ。ライター、編集者。求人広告の制作会社、編集プロダクションなどを経て2003年よりフリー。
会員誌、会社案内、学校案内、通販カタログ、企業Webサイトなどの制作に携わる。
趣味は散歩。大通りから商店街、路地裏まで歩き、小さな発見を心の栄養にしています。
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