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日本だけのパクチーブーム、その謎に迫る。②

そもそもパクチーの魅力って?

「日本だけのパクチーブーム、その謎に迫る。①」でもお伝えしたとおり、「パクチー」は本場では“薬味”なのです!
にもかかわらず、日本では「パクチーフェス」といったパクチーが主役のイベントまでが開催。
パクチーの魅力に迫るべく、「パクチーフェス2017」に潜入した私は、来場者の方々にお話を聞くことに。

「パクチーは美味しいですか? どんなところが美味しいんですか?」
パクチーを食べる女性

―美味しいですー!! この独特の苦みがクセになっちゃいます。

子どもとパクチー

―おいちいよ。もう食べられるよ。(と、たぶん答えてくれた)

「パクチーの魅力ってなんですか?」
パクチーを食す女性

―味はもちろんなんだけど、何にでも合うところですかね。
添えても、乗せても、もちろんパクチーだけでも!

ひょっとして、パクチーブームって……

お話を聞くうちに、ようやく気付いた私。
出店メニューは実にワールドワイドでバラエティ豊かなのです。

ポテトフライとパクチー
「フィッシュアンドチップスのパクチーのせ」 (イギリス)
ハワイのパクチー料理
「ガーリックシュリンプのパクチーのせ」 (ハワイ)
パクチーを使ったトルコ料理
「トルコチキンソテーのパクチーのせ」 (トルコ)
パクチー餃子
「パクチー餃子」(中国)
パクチーのせ広島焼
「パクチーのせ広島焼」(日本)
パクチー入りパステリ
「パクチー入りパステリ」(ブラジルの伝統スナック)
パクチーモヒート
「パクチーモヒート」(お酒にも!)

なんというワールドワイドで多彩なラインナップ!
他にもジンギスカンや唐揚げ、串揚げなど、日本でおなじみのメニューもたくさんありました。

パクチーは料理の国籍を問わず、その様々なジャンルの様々なメニューに合わせやすいのです!

パクチーブームの謎、解ける!(自己解釈)

今回の「パクチーフェス」を訪れて感じたこと。
それは「日本独自のブームだが、日本人もパクチーを薬味的に楽しんでいる」ということ。
様々なメニューに自分の好きな量のパクチーを加えて食べることで味の変化を楽しんでいる人が多いようでした。
もともと、私たち日本人にはネギや生姜、大根おろしなど、薬味で味わいを楽しむ“薬味文化”がありますよね。

そう、ここでパクチーブームの謎が解けたのです。それは、
日本人の薬味文化×多国籍なグルメ文化
の融合なのではないか!

もともと薬味文化のある私たち日本人だからこそ、パクチーを自然に受け入れ、
さらに巷に広がる各国料理とうまく掛け合わせていくことができたのではないかと!!

このパクチーブームの謎、気づく人はとっくの昔に気づいていたことでしょう。
ここまで「パクチー」「パクチー」言っておきながら、実は大のパクチー嫌いの私。
その謎が少し紐解け、パクチーが身近に感じられてきました。
通算何度めになるか分からないけれど、今日あたりパクチーに再び挑戦してみようかしら……。

パクチー料理

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