Chewin' Mag.

食を知り、世の中を知る 食メディア

食卓から日本を変える。
「ETHICAL SEAFOOD CHALLENGE」

食べ物を捨てる国「日本」

食べることは生きること。食べることは心を育むこと。そして、食は文化だ!
みなさん、「食」を楽しんでいますか??
食べられることに、ちゃんと感謝していますか?
写真だけ撮って、食べずに捨てていませんか?
過剰に欲して余らせて、捨ててなどいませんか?

と、3歳児並に質問攻めをしてみましたが、今日は私たちが生きていくのに欠かせない「食」について、ちょっと真面目に考えてみたいと思います。

みなさん、昨日の夕食は何を食べましたか?(あ、また質問しちゃった) 食卓に並んだあの美味しい食べ物たちが、どうやって私たちの家庭にやって来たのか、少し考えてみてください。

畑や海、牧場などの産地で育って、収穫されて出荷して、工場で加工されて様々な形や味に生まれ変わって、お店に並んで、購入して調理して、そして食べる。シンプルに考えるとこんな感じでしょうか。でも、現実はもう少し複雑です。

産地で収穫後、規格外のものは捨てられて、工場で加工する際に不要な部分はカットして捨てて、製造工程で失敗したやつは当然捨てるし、製造してもお店が買ってくれなければ捨てる。無事にお店が買い取ってくれたのに、賞味期限を過ぎても買い手がつかなければ捨てるし、家庭でも食べ残したら捨てちゃうし、買いすぎて腐らせちゃって捨てちゃいます。

フードロスってご存知ですか?(あ、またまた質問しちゃった)。本来食べられるはずの食品を食べずに捨てることなんですけど、日本は世界でもトップクラスの“フードロス大国”。年間に約632万トンもの食べ物が捨てられており、これは日本人一人あたり茶碗約1杯分の美味しい食べ物が、毎日捨てられている計算です。
私はこの数字を見て、弊社の従業員200名が1日1回、茶碗1杯分×200の食べ物を無表情に捨てる状況を想像してゾッとしました。こんなの普通じゃない。

宮城県三陸の漁師たちと
フードロスに立ち向かう

宮城県三陸の漁師たち
フィッシャーマンジャパン 「三陸の海から水産業における“新3K”を実行するトップランナーになる」を活動理念とする、若手漁師で構成された組織。 新3K=カッコいい、稼げる、革新的

.science Inc.の代表取締役でwebマーケターの小澤亮さんは、日本全国の農業・漁業の現場を訪ね、その支援活動を行っていました。そして、宮城県三陸エリアでフィッシャーマンジャパンの漁師たちと出会い、このフードロス問題を目の当たりにしたと言います。

消費者が「食べる」ことを通じて、海にある課題解決に貢献できないか? 小澤さんはフードロスを含む漁業の現場にある様々な課題を、作り手側だけではなく、消費者の側からもアプローチする取り組み「ETHICAL SEAFOOD CHALLENGE」をスタートしました。

関わるのは漁師、メーカー、ベンダー、シェフ、食べ手など、食のあらゆるシーンに携わる人々。漁場ツアーや協議会や勉強会、試食会などを重ね、ついにその活動の第1弾商品「シーフードフランク」が完成しました。

シーフードフランク

「もったいない」を
「美味しい」に変える!

少し小さかったり、尾が欠けたりしただけで規格外として廃棄されてしまう、不揃いだけど実はとても美味しいシーフードが「シーフードフランク」の主役。味はホタテと牡蠣の2種。つなぎには銀鮭の脂を使い、刻んだこんぶを練り込んで食感豊かに仕上げました。

こだわり① 阿部 勝太さんのこんぶ

「もったいない」を「美味しい」に変える!ステーキのように肉厚で良質なこんぶ。しかし、色味が違うことから市場に出ない部位を、刻んで練り込みました。

こだわり② 阿部 勝太さんのホタテ

阿部 勝太さんのホタテ予約がとれない寿司店にも採用されている、甘みが特徴的なホタテ。食味は変わらないのに、あまり市場に出ない小さな固体をできる限り使用しています。

こだわり③ 鈴木 真悟さんの銀鮭ハラス

鈴木 真悟さんの銀鮭ハラス日本で始めて養殖技術を確立した国産サーモンのハラス。その脂をつなぎに使うことで、ジューシーで濃厚な仕上がりに。

だわり④ 老舗、鈴廣の技術

老舗、鈴廣の技術慶応元(1865)年創業。150年以上に渡り培ってきた、魚肉加工の技術を用いて、シーフードフランクの豊かな食感を実現。

こだわり⑤ 田村シェフが生み出す「香り」

田村シェフ牡蠣には燻製香、ホタテにはタイムと醤油の香り。田村浩二シェフがこだわる「香り」が、食材の美味しさを引き立てます。

毎日の食卓が、その先にある食の現場や携わる人々と繋がっている。もしかしたら、今日のこの一皿が、日本の食を変えるかもしれない。美味しいという「幸せ」が、作る人の「幸せ」になるかもしれません。
そんなエシカル=倫理的なシーフードフランクは、3月7日より伊勢丹新宿店「オンリー・エムアイ キャンペーン」で販売されます。美味しくたべて、日本を変えよう!

シーフードフランク(牡蠣)/シーフードフランク(ホタテ)

商品名:シーフードフランク(牡蠣)/シーフードフランク(ホタテ)
内容量:各80g×2本
価格:各税込864円
販売期間:2018年3月7日(水)~3月20日(火)
販売場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フレッシュマーケット(魚勢ショップ)
販売業者:dot science株式会社
HP:https://foodvisioning.science/ethical-seafood-challenge/

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