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濃厚名古屋味噌にどっぷりつかる!どて煮専門店「どて子」新メニュー試食会 参加レポート①

秋の気配を感じ始めた昨今、そろそろ恋しくなってくるのは味の濃い料理ですね!
今回はそんな濃厚な味の代表格とも言える、名古屋の味噌料理・どて煮専門店の新メニュー試食会にお邪魔してきました。
コストパフォーマンス抜群!是非食べてほしい濃い味代表格料理をご紹介します。

西荻窪駅近く!
甘い味噌の香り漂う「名古屋味噌 どて子」

8月某日、取材のためにやってきた場所は西荻窪。アンティークショップや古書店などの文化的なエリアとして知られ、独特なカルチャーが息づく街です。特に駅南口は異国情緒漂う飲み屋街となっており、多くの人で賑わいます。
そんな南口徒歩10秒というアクセス抜群な場所に「名古屋味噌 どて子」はありました。

こちらのお店、どて煮の専門店ということですが、そもそもどて煮とはなんぞやと思われる方もいらっしゃるでしょうか。

名古屋のどて煮は、新鮮なモツを豆味噌とザラメで炊いた煮込みのことを指します。濃厚な味噌で、じっくり煮込んで黒々となるほどに味をしみ込ませたどて煮を温かい白米の上にのっけたものが「どてめし」。
名古屋では定番メニューとも言えるソウルフードのようですが、関東圏内ではあまり浸透していないようです。
そのため、どて煮・どてめしを専門として扱うお店は、東京では「どて子」が初!ここでしか食べられない名古屋の味、ということに期待値が高まります。

カウンター前に並ぶ新メニュー
懐かしい雰囲気の店内とカウンター前に並ぶ新メニューの数々

店内に入ってみると、ふんわり漂う甘い味噌の匂い。カウンターに新メニューがずらりと並んでいました。

「昼も飲めるめし屋、夜はめしがうまい飲み屋」をコンセプトとしている、このお店。さらなるメニューの充実を目指し、今回フードを43品から66品に、ドリンク26品から46品に新メニュー増量を行ったのだそうです。

フードとドリンクのメニュー
フードとドリンクの品揃えがさらに充実!

カウンターに並んだ料理は、どれも流行りの「インスタ映え」はしなさそう(^^;)な黒々とした見た目ですが、腹ペコ全開な身には、実に食欲をそそる光景です。
料理は見た目も大切と言いますが、見ているだけでお腹は膨れませんよね……!やはり料理は食べてなんぼです!早く食べたい!とお腹の虫が主張してきます。

お店全体としては、テーブル席が2つだけで残りはカウンター席という、ややこじんまりとした印象。カウンターと厨房の距離が近く、懐かしい風情の居酒屋といった感じですが、こちらの西荻窪店は2017年2月にオープンしたそうで、まだまだ新しくて綺麗な雰囲気です。
少し入りにくいかなと思われる方も、心配ご無用。なんとテイクアウトも可能なのだとか。女性おひとりさまや子供のいる家庭でも、気軽にお昼ごはんやおつまみとして買っていけるところが嬉しいですね。

栄養価抜群!
名古屋の愛する地元の味・豆味噌とは

赤味噌画像
濃い味わいを生み出す味噌。実はなかなか奥が深い!

濃い味付けのどて煮ですが、その秘訣は味噌にあります。名古屋で愛される味噌、「豆味噌」です。
一般的な味噌の大半は、米・大豆・塩でつくられる「米味噌」であるのに対し、名古屋発祥の豆味噌は大豆と塩を原料につくられています。かつて天下人・徳川家康がこの豆味噌を好み、江戸に移り住んだ後も故郷から取り寄せていたと伝えられるほど、昔から地元に根付き、愛されてきた味噌です。

あれ?名古屋めしの味噌って「赤味噌」や「八丁味噌」じゃないの?
そんな疑問を持たれた方に、少しご説明しましょう。

味噌は色と原材料で分類されることが多く、「赤味噌」は単に色が赤い味噌の総称です。名古屋で使われる豆味噌は赤いため、赤味噌とも呼ばれています。(長期熟成する製法のため、赤を通り越して黒に近い色合いですが。)
八丁味噌はと言うと、こちらは本来、愛知県岡崎市の味噌蔵でつくられた豆味噌のことをそう呼びます。しかし愛知県の他の地域でつくられる豆味噌も、製法としては大きく変わらないことから、いつしか名古屋の豆味噌を広く「八丁味噌」と呼ぶようになりました。
あまりにも有名になった「八丁味噌」に対抗したのかはわかりませんが、名古屋でつくられる豆味噌をあえて「名古屋味噌」とこだわりをもって呼ぶ人もいます。

なにはともあれ、名古屋が誇る「豆味噌」。大豆に麹をつけた豆麹で長期熟成することで、旨みが強く、舌触りなめらかな味わいとなります。
一番の特長は、味噌の中でも抜群に栄養価が高く、煮込むとさらに味がおいしくなるということ。そのため、味噌煮込みうどんやどて煮など、煮込み料理との相性が抜群なのだそうです。

パッケージ
名古屋の味・豆味噌。美肌効果も期待できると聞いて、
集まった女性陣の目がいっせいにキラリと…。

いよいよ次は新メニューの試食タイム!
癖になる濃い味絶品料理のご紹介は、レポート②に続きます。

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