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全国各地のお盆と食

お盆とは、正式には盂蘭盆といい、
陰暦7月15日、現在では8月15日を中心に先祖の霊を祭る行事です。

お盆には、精進料理と野菜や果物・菓子を盆にのせ仏前に供えするのが一般的に知られていますが、
地域によって特色ある行事食が食されているようです。

福島(いわき):うどん

ざるうどん福島(いわき)地方ではお盆にはうどんを食べるようです。
お盆の贈答品もうどんや素麺が多く、乾麺は昔は地元で作れなかったので高級品だった名残によるもの。送り盆で先祖がお土産をうどんの縄で縛って帰るとも言われています。

お盆の代表的な料理はささげの胡麻よごし、あるいは茄子とささげの胡麻よごし(胡麻和え)。
「盆でば米のめし、おつけでば茄子汁、十六ささげのよごしはどうだい」と、じゃんがらの歌詞にも出てきます。

刺身といえばマグロではなく、カツオ。
お盆・お彼岸には「精進落しであっても四足動物を食べてはいけない」という習わしもあるようです。
かつおの刺身

埼玉:ねじ

うどんをあずきであえると螺旋状になることから「ねじ」と呼ばれたのか、
名前の由来はさだかではないが、昔から「ねじ」が16日の送り盆などに作られているそうです。

熊本:みょうがまんじゅう

地元特産の白玉粉を使った、昔からお盆には欠かせないまんじゅうを食す習慣があります。

沖縄:イナムドゥチ

お祝いの席や、お正月・お盆のときなどに食べられる汁もの。
イナは猪(いのしし)、ムドゥチはもどきという意味。もどきが訛って「むどぅち」となったようです。
昔は、猪の肉を使っていたけれど、現在では、猪のかわりに豚肉を。 短冊に切った実だくさんの材料を甘みそで仕上げる料理。
祝事の料理の一品として、古くから作られています。

 

 

 

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